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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2022/04/06 現在

科目名/Subject 基礎ゼミナール 西出
担当教員(所属)/Instructor 西出 崇 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2022年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2022/02/21
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
授業の目的:
 この授業の目的は、大学での学びの集大成となる卒業論文の執筆を視野に、大学で学ぶために必要な知識や技法の基礎を身につけることである。大学での学びには、教科書に特定の「答え」がありその内容を理解、記憶するようなタイプのものもあるが、それらはあくまでも専門的な学びの基礎であり、最終的には自らテーマを設定し、資料を集めたり調査を行い、それらを比較・分析したり他者と議論しながら考察を深め、自分で「答え」を探すことが求められる。そして、それらを他者に対してプレゼンテーションしたり、卒業論文として文章にまとめたりしなければならない。この授業では、そのために必要な文献・資料の収集、データ分析、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーション、文章執筆などの基礎を実践的に学ぶ。

授業の方法:
 授業では文献検索やデータ分析、グループワーク、プレゼンテーション、レポート執筆等の基本的な方法について、コンピュータの利用方法も含めて学習する。必要な資料やデータおよびテーマ等を教員が提示し、演習を行ったうえで小レポートやミニプレゼンテーションを行う。また最終的な成果物としては、自分でテーマを設定し、2000文字程度のレポートを求める。
達成目標
/Course Goals
・基本的な文献の検索や資料の収集ができる
・自分でテーマを設定し適切に構成され体裁の整ったレポートを作成できる
・自分の考えをまとめてプレゼンテーションができる
・簡単なデータの可視化と分析ができる
・他の学生と協調してグループワークやディスカッションができる
・自らテーマを設定し2000文字程度のレポートを執筆することができる
授業内容
/Course contents
各回の内容は以下のとおりであるが、履修者の状況を考慮して内容を調整する場合がある。
第1回 大学での学び方(イントロダクション)
第2回 文献・資料検索
   文献や資料とは、図書館、データベース、Web検索
第3回~第5回 データ分析
    調査法、統計、統計データの利用、Excel等を用いた分析、可視化
第6回~第9回 グループワーク・グループプレゼンテーション
    グループで調査や分析、ディスカッションを行い成果をプレゼンテーションする
第10回 レポートの書き方
    大学でのレポートとは、レポートの型、型に沿ったレポートの執筆
第11回~第14回 個人レポート作成
    これまでに学習したことを踏まえて、最終課題レポートのテーマを自分で設定し、調査や資料収集、分析を進めレポートを執筆する。
第15回 まとめ:卒業論文に向けて
    基礎ゼミナールで学んだことが今後の専門的な学びや卒業論文にどのようにつながるか
事前学修・事後学修
/Preparation and
review lesson
授業内で行う演習の前提として事前課題や、文献調査やデータ分析、小レポートなど、授業で扱った内容に対応していくつかの課題を出す。最終レポートやグループワークの調査・研究のテーマを自ら設定してもらうので、他の授業での取り組みも含めて自分自身の関心や今後の進路、学び方などを意識して取り組んでほしい。また、授業で取り扱う調査や分析、文章執筆などの方法を踏まえて他の授業にも取り組むこと。
使用教材
/Teaching materials
特定の教材は指定せず、各回に必要な資料やデータ等は基本的に教員が用意する。
成績評価の方法
/Grading
・授業内容の区切りごとに課す課題(35点)
・グループワークへの参加およびプレゼンテーションの成果(20点)
・毎回の授業での演習への取り組み(10点)
・個人レポート(35点)
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:100点~90点
大学での学び方、卒論執筆までの道筋を理解し、必要な知識と技法の基礎を十分に身につけている。これらを応用的に用いて自らテーマ設定し、調査、分析、考察して優れたレポートやプレゼンテーションができる。
優:89点~80点
大学での学び方、卒論執筆までの道筋を理解し、必要な知識と技法の基礎を身につけている。これらを用いて自らテーマ設定し、調査、分析、考察してレポートやプレゼンテーションができる。
良:79点~70点
大学での学び方、卒論執筆までの道筋を知り、必要な知識と技法をある程度身につけている。これらの一部を用いて自らテーマ設定し、調査、分析、考察してレポートやプレゼンテーションができる。
可:69点~60点
大学での学び方、卒論執筆までの大まかな道筋を知り、必要な知識と技法がわかる。これらの一部を用いて自らテーマ設定し、調査、分析、考察して最低限のレポートやプレゼンテーションできる。
不可:59点以下
大学での学び方と基礎的な知識や技法が十分に身についていない。正当な事由以外で5回以上欠席した場合も課題等の成果に関わらず不可とする。
履修上の注意事項
/Remarks
演習を主体とした授業であるため、積極的に授業に参加すること。授業では発言する機会やグループワークで他の学生と協働する機会が多く、積極的に参加してほしい。
レポート執筆やプレゼンテーション用のスライド作成、データ分析等で利用できるコンピュータを用意することが望ましい。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない

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