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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 国際法
担当教員(所属)/Instructor 張 博一 (商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2019年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 6
対象所属/Eligible Faculty 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2019/02/16
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 国際社会にも国内社会と同様、「法」が存在するのか。存在するとすれば、武力紛争、領土問題など、なぜ多くの国際問題が解決されないのか。国家と国家の利益が対立した場合に、国際社会の「法」は無力なのか。
 国際法は国際社会の基本的枠組を定めており、国際的な時事問題の多くはこの枠組と密接に関係する。本講義は国際法規則の内容を把握し、その機能と限界について理解を深めることを通して、上記の問いについて受講者が各自に「解」を見つけることを目的とする。また、受講者の理解度を高めるために、関連する国際的な時事問題や 国際判例を適宜取り上げながら解説する。
 授業は基本的にレジュメに沿って講義形式で行うが、受講者数をみて、部分的に対話型を取り入れることがある。国際法初心者にも理解してもらえるよう努めたい。国際法の知識はないが、日々ニュースや新聞で報じられている国際問題に少しでも関心のある方の履行を歓迎する。
達成目標
/Course Goals
 国際法に特有の基本的知識を修得したうえで、これを国際社会や国内社会で発生する様々な具体的な場面に関係づけて的確に理解する。
授業内容
/Course contents
第1講   国際社会と国際法、国際法の歴史
第2講   国際法の主体:国家、個人、国際機構
第3講   国家管轄権
第4講   主権免除
第5講   国際法の法源:条約
第6講   国際法の法源:慣習法
第7講   国家領域
第8講   中間試験日 
第9講   国際海洋法
第10講  個人
第11講  国際人権法
第12講  国際刑事法
第13講  国家責任法
第14講  国際紛争解決
第15講  武力行使の規制
使用教材
/Teaching materials
教科書は指定しない。
授業の際には必ず、条約集(特に出版社は指定しない)を持参すること。

参考文献:
 松井芳郎他『国際法〔第 5 版〕』(有斐閣・2007)
 酒井啓亘他『国際法』(有斐閣・2011)
 浅田正彦編『国際法〔第 2 版〕』(東信堂・2013)
成績評価の方法
/Grading
中間試験と期末試験と成績により評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:国際法学に関して極めて優れた理解力と知識を有する。
優:国際法学に関する理解力と知識が優れている。
良:国際法学に関する理解力と知識が充分である。
可:国際法学に関して一定の理解力と知識を有する。
備考
/Notes
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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