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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject ビジネスシステム論
担当教員(所属)/Instructor 出川 淳 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2019年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2019/02/12
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
企業における業務活動の態様は様々ですが、どの企業にも共通する基本的な仕組みが幾つかあります。具体的には会計システムであり、営業・販売システムであり、商品・サービスの製造・生産システムなどです。
それぞれの業務やシステムの内容や関連する理論についてはそれぞれ単独の講義(例えば生産管理、財務会計、マーケティング等)として扱われることも多いようですが、本質的には全ての活動は緊密に関連しています。
本講義では個々の業務やシステムが実際にどのように連携し、ビジネスシステムの全体を構成しているかについて、理解を深めることを目的としています。
本講義では履修生のビジネスシステムに関する理解をより一層深めるために、実際の企業の日々の事業運営の様子(仕事の様子)を編集したビデオを見ていただき、それぞれの企業が顧客に提供している価値を理解し、その価値をより高めるための方法や対応について考察していただきます。なお、これらの考察を数回のレポートとして提出していただきます。
・事業組織の提供する価値の理解とそれを実現するための強み、弱みの理解
・価値を提供するために組織が実現しなければならないことの理解
・組織がそのパフォーマンスを維持・向上させていくために変化・変革が必要になることの理解
・組織がそのパフォーマンスを維持・向上させていくためにメンバーが理解しなければならない考え方
・組織がそのパフォーマンスを維持・向上させていくためにメンバーが理解し知識として備え、実施できるようにならなければならないこと
なお、分析のスキルなどを身につけて頂くため、ワークを実施し、その都度、ワークシートを提出していただきます。
達成目標
/Course Goals
本講義では個々の業務やシステムが実際にどのように連携し、ビジネスシステムの全体を構成しているかについて、理解を深めることを目的としています。
授業内容
/Course contents
1 オリエンテーション
2 企業組織とは何か?(事例紹介…タカヨシ)
3 事例紹介(伊那食品)
4 個別職能:生産/製造(事例紹介…ファクトリーマネージャー…吉田健一)
5 経理・会計(事例紹介…リッツ・カールトン(前半))
6 事例紹介(リッツ・カールトン(後半))
7 企業の各職能・組織が生み出す価値について
8 事例紹介(トヨタビスタ)
9 事例紹介(ネッツトヨタ)
10 コミュニケーションの方法論01(BCB)
11 コミュニケーションの方法論02(BCB)
12 ビジネスプランニングの技法01
13 ビジネルプランニングの技法02
14 事例紹介(再生請負人 星野佳路)
15 説得力の高いレポートを書くための方法・事例紹介(商品企画 佐藤章)
(※授業内容の順番や事例紹介は変更になることもあります)
使用教材
/Teaching materials
資料は適宜提供・配布する。
成績評価の方法
/Grading
成績評価は以下の評価項目に基づいて行う。
・出席:10%
・授業中のワークの結果:20%
・第1回レポート:35%
・第2回レポート:35%
成績評価の基準
/Grading Criteria
1.レポートは以下の様な評価基準に基づいて絶対的に評価し、相対的に点数化する。
・レポートとしての形式や書式などを、どの程度守っているか。
・記述された内容の文脈が、どの程度、適切で説得力のある論理展開となっているか。
2.ワークの結果は以下の様な評価基準に基づいて絶対的に評価し、相対的に点数化する。
・ワークの課題および適用すべき理論などをどの程度理解しているか?
・ワークの課題に対して積極的な検討や考察が、どの程度行われているか?
3.出席は、出席したか、否かで記録し、出席回数に応じて点数化する(絶対評価)。
4.上記項目の合計点に応じて、90点以上:秀、80~89点:優、70~79点:良、60~69点:可、59点以下:不可、とする。
履修上の注意事項
/Remarks
・オリエンテーションは必ず受講すること。
・レポートにおいて、他人の文章を自らが書いた文章として流用していないこと。万一流用したことが明らかな場合は、大きな減点とする。また、他の履修生の文章を流用した場合には、流用した履修生だけでなく、流用させた履修生も大きな減点とする。
備考
/Notes
実務経験あり(シンクタンク研究員13年)
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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