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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 情報システム管理論
担当教員(所属)/Instructor 三浦 克宜 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2019年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 5
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2019/02/22
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
情報システムは,情報資産(データ)を役立つ形に加工するソフトウェア(SW)および計算基盤となるハードウェア(HW)からなる仕組みである.IT(情報技術)という言葉が浸透し始めた頃においては,情報システム管理とはSWのアップデートやHWの保守運用などが主な仕事であった.しかし,ITからICT(情報通信技術)にシフトしている現代社会においては,情報資産の管理や情報セキュリティ対策,利用状況に合わせた計算基盤のリサイジングなどを総合的に検討することと考えられる.そのため本授業では,国際標準規格を基に現代社会に合う情報システム管理に関する基礎知識や技術の習得を目指す.前半は,情報システムの役割と変遷,情報資産の保護と管理,情報セキュリティ対策,システム監査に関して解説し,後半は,ITILやISO20000を導入する効果,クラウド時代の情報システム管理に関して解説する.本授業は座学形式を基本とし,理解の程度を確認するために小テストおよびレポートを実施する.
達成目標
/Course Goals
1.情報システム管理のための基礎知識や技術を理解し,説明できる.
2.情報システム管理の課題を把握し,今後の改善策を提案できる.
授業内容
/Course contents
本授業では,主に以下の内容について解説します.第1回目はガイダンスです.
【第2回目以降】
・情報システムの基本構造,社会における役割と変遷(3回)
・情報資産の保護と管理(2回)
・情報セキュリティ対策 =個人情報保護,ウィルス対策=(3回)
・システム監査の基本と実施手順(2回)
・ITILやISO20000の基本とその効果(2回)
・クラウド時代の情報システム管理(2回)
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
基礎知識(用語)や技術をより深く理解するために,事前学修としては情報系の雑誌やウェブ記事などを読むように心がけて下さい.事後学修としては授業資料や参考書籍などに目を通すように心がけて下さい.
使用教材
/Teaching materials
本授業では特に教科書を定めません.ただし授業資料をウェブサイト経由で配布します.
成績評価の方法
/Grading
小テスト,レポート,試験を基に総合的に評価します.
成績評価の基準
/Grading Criteria
社会情報学科標準成績評価基準に従います.
履修上の注意事項
/Remarks
履修を希望する場合,第1回目(ガイダンス)に出席して下さい.
備考
/Notes
実務経験有無:実務経験有り
仕事内容:北見工大における全学システム(仮想化基盤システム,認証系システム,学内NW,教育システム)の導入および運用管理
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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