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授業情報/Course information

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科目名/Subject 社会学IIB
担当教員(所属)/Instructor 森川 美生 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2019年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 3
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2019/02/26
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
「ジェンダー」という概念を正しく理解し、世の中や自分の中の「常識」を新たな視点から見直すための道具として使えるようになることを、この講義の目的とする。はじめに、講義概要で「ジェンダー」の定義を示し、ジェンダー研究の背景を述べた後、さまざまな領域におけるジェンダー問題を具体的に取り上げ、学生と一緒に考えていく。講義を75~80分行い、その後、受講生に10~15分程度、テーマについての課題・感想を書かせる(各回のテーマは当日の講義終了段階で提示する)。
達成目標
/Course Goals
1.「ジェンダー」という概念について、説明できるようになること。
2.現代社会におけるジェンダーの問題に対して敏感になること。
3.ジェンダーに限らず、社会的弱者が置かれた不利な立場に思いを致し、抑圧に加担しないでいられる方法を考えられるようになること。
授業内容
/Course contents
第1回 講義概要・「ジェンダー」とは
第2回 家庭のしつけとジェンダー
第3回 学校とジェンダー
第4回 労働とジェンダー
第5回 セクシュアリティとジェンダー
第6回 恋愛・結婚とジェンダー
第7回 妊娠・不妊とジェンダー
第8回 出産・子育てとジェンダー
第9回 中年期とジェンダー
第10回 高齢者とジェンダー
第11回 社会福祉とジェンダー
第12回 メディアとジェンダー
第13回 性暴力とジェンダー
第14回 国家とジェンダー
第15回 まとめ
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
1.各種メディアで発信されるジェンダーに関する情報を積極的に収集すること。
2.身の回りで起こる事象に対し、ジェンダー概念に照らして観察し、記録してみる。
3.ジェンダーに関する情報をただ集めるだけでなく、情報発信者・事象当事者の意図や、その発信・行為が引き起こす影響、自分はどう考えるのかなどをまとめてみるとよい。
使用教材
/Teaching materials
教科書:特になし。
    レジメ及び資料は毎回配付。
参考書:講義内でその都度紹介する。
成績評価の方法
/Grading
出席確認を兼ねた毎回の感想レポートによって評価する(各回5点満点。最終回のみ30点満点)。欠席の場合「0点」と数えるので、欠席の回数と共に評価は低くなる。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(90点以上):ジェンダー概念を正確に理解し、社会の様々な場面におけるジェンダーを含めた差別問題について、秀でた分析ができる。
優(80~89点):ジェンダー概念を正確に理解し、社会の様々な場面におけるジェンダー問題について、優れた分析ができる。
良(70~79点):ジェンダー概念をほぼ正確に理解し、社会の様々な場面におけるジェンダー問題について、ある程度分析ができる。
可(60~69点):ジェンダー概念の概略を理解し、社会の様々な場面におけるジェンダー問題について、ある程度指摘できる。
不可(60点未満):ジェンダー概念の理解が不十分で、社会の様々な場面におけるジェンダー差別について、その問題性を理解・分析できない。
履修上の注意事項
/Remarks
他人の感想レポートを提出するのはカンニングと同じ不正行為なので、頼んだ者も、頼まれて提出した者も、単位を認めない。私語など授業妨害を繰り返す者についても同様に単位を認めないので、注意すること。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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