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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 宗教学
担当教員(所属)/Instructor 堀 雅彦 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2019年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 5
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2019/03/05
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
宗教は個人の自由を奪い、あるいは人と人の間に対立を招くもの ―― そんなイメージを持っている人も多いことだろう。確かに、それも宗教の一面であることは否定できない。しかし、それだけなのだろうか。もし、そうだとしたら、なぜ今も多くの人が宗教なるものを信じ続けるか。
この授業では、宗教に対する学生諸君の素朴な疑問に応答しながら、諸宗教の思想と成り立ちの基本を概観し、現代におけるそのありようを最新のニュースを通じて点描する。また、国の違いを超えて多くの人々の心をとらえている映画を事例に、虚構と現実が織りなすさまざまな「物語」を宗教学的観点から読み解くコツを解説する。
達成目標
/Course Goals
日々接する様々な情報を手がかりに、宗教の歴史や現状について自ら調べ、考え、論じるための基本的素養を獲得すること。
授業内容
/Course contents
第1回 「宗教」と「宗教学」の関係
第2回 宗教の「タイプ」を考える
第3回 ユダヤ教の基本を知ろう
第4回 キリスト教の基本を知ろう
第5回 イスラームの基本を知ろう
第6回 神道の基本を知ろう
第7回 仏教の基本を知ろう
第8回 ニュースに見る宗教の現在(1)海外編
第9回 ニュースに見る宗教の現在(2)国内編
第10回 拡散する「宗教的なもの」――「スピリチュアリティ」と「宗教」のあいだ
第11回 映画の中の宗教(1)海外映画から
第12回 映画の中の宗教(2)日本映画から
第13回 宗教学の目で映画を読み解く:実例その1
第14回 宗教学の目で映画を読み解く:実例その2
第15回 まとめと補足
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
事前学修:あらかじめ配布するレジュメに目を通し、疑問点や重要な点に目星をつける。
事後学修:レジュメとノートを見ながら授業内容を振り返るとともに、気になるトピックについては図書館やウェブを活用して情報や関連資料を収集し、定期試験の準備と今後の学習に活用する。
使用教材
/Teaching materials
毎回、レジュメを配布する他、ウェブサイトやニュース映像など、各種の資料もふんだんに用いる。
成績評価の方法
/Grading
学期末試験にて評価を行う。
成績評価の基準
/Grading Criteria
1)授業で扱った各宗教の基本が把握できているか。
2)授業内容を踏まえ、与えられた問いに対して自分なりの見解を明確かつ説得的に論じることができるか。
履修上の注意事項
/Remarks
ノートは必ず取ること。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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