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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 簿記原理A(昼間コース)
担当教員(所属)/Instructor 市原 啓善 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 6
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 市原 啓善(1号館(研究棟)301号)
オフィスアワー/Office hours 市原 啓善(随時可(予約の必要はありませんが、在室時を事前にメールにて確認頂ければ確実に対応はできます))
更新日/Date of renewal 2018/02/05
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 企業において、企業間で日々行われる経済取引を、1つ1つ記録に残すことは、非常に重要な業務の1つになっています。企業活動を、帳簿に記録し、利害関係者に報告する一連の手続きを「簿記」と言います。簿記は、全ての企業において行われている業務であり、その情報は、財務諸表の作成、経営戦略の策定、経営意思決定、企業分析(企業価値評価)を行うのに活かされています。
 本科目の目的は、会計学を学習するための基礎知識の1つとなる簿記の考え方や仕組みを理解することです。
 本科目の履修を通して、日本商工会議所簿記検定試験3級の取得が可能となる知識(一部)の習得が可能です。また就職後においても、経営幹部業務、経理・財務管理業務、税理士、会計士、国税専門官、財務専門官、銀行業務検定、証券アナリスト、証券外務員、中小企業診断士、FPなど、広範な業務において必要不可欠となる知識の1つが習得可能です。さらに授業内では、実際行われている記帳業務の具体事例を紹介することで、簿記の実践力・即戦力の習得も目指します。
達成目標
/Course Goals
1. 会計学を学習するための基礎知識となる簿記の考え方や仕組みの理解
2. 企業経営者の立場から情報を作成するための基礎的な考え方および技術の習得
3. 企業の経済活動のプロセスや成果を、各種の情報媒体から読み取るための基礎的能力の習得
授業内容
/Course contents
01 簿記の基礎(オリエンテーション)
02 簿記一巡の手続き:財務諸表
03 簿記一巡の手続き:仕訳、記帳
04 損益計算書 個別論点:商品売買(1)仕入れ、売上げ
05 損益計算書 個別論点:商品売買(2)諸掛り、返品、値引き
06 損益計算書 個別論点:商品売買(3)補助簿(商品有高帳、売上帳、仕入帳)
07 貸借対照表 個別論点:現金、当座預金、小口現金
08 貸借対照表 個別論点:手形(約束手形、裏書き、割引き、手形記入帳)
09 中間試験
10 貸借対照表 個別論点:その他の流動資産
11 貸借対照表 個別論点:固定資産、有価証券
12 試算表の作成
13 決算整理(1)売上原価の計算、固定資産の減価償却
14 決算整理(2)費用・収益の見越し・繰延べ
15 まとめ
* 上記の授業計画に沿って進める予定であるが、受講学生の習熟度により若干の変更もありうる。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
【事前学習】
毎回の授業前に、授業計画に沿った箇所をテキスト等で参照して、授業に臨むことが望ましい。
【事後学習】
講義資料やテキストを読み返し、練習問題や小テストを解答できるようにしておくことが望ましい。
使用教材
/Teaching materials
『基礎簿記会計 四訂版』五絃舎、2016年9月、2,200円(税別)、ISBN:9784864340601
成績評価の方法
/Grading
満点を100点として、毎授業での小テスト・受講姿勢(10点)、中間試験(45点)、期末試験(45点)の配分により、総合的に評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100-90)商業簿記についての理解が特に秀でており、ほぼ完璧に習得している
優( 89-80)商業簿記についての理解が優れており、全般的に習得している
良( 79-70)商業簿記についてほぼ理解しており、大体習得している
可( 69-60)商業簿記について理解力を示し、最低限習得している
不可(59-0)商業簿記についての十分な理解力を持たない等、上記以外
履修上の注意事項
/Remarks
1. 本科目(簿記原理A)の履修可能者は、各年次の学生番号の下3桁が、001~250番の学生となります。
2. 電卓を持参することが望ましい。
定期試験では、スマートフォン等の使用が認められないため、毎講義を電卓の練習の機会として御活用ください。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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