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| 科目一覧へ戻る | 2023/03/17 現在 |
| 科目名/Subject | 外国文学 |
|---|---|
| 担当教員(所属)/Instructor | 李 賢晙 (商学部) |
| 授業科目区分/Category | |
| 開講学期/Semester | 2016年度/Academic Year 前期/Spring Semester |
| 開講曜限/Class period | 木/Thu 6 |
| 対象所属/Eligible Faculty | 商学部夜間主コース/Faculty of CommerceNight School |
| 配当年次/Years | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
| 単位数/Credits | 2 |
| 研究室番号/Office | |
| オフィスアワー/Office hours |
| 更新日/Date of renewal | 2016/03/08 | ||
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| 授業の目的・方法 /Course Objectives and method |
この講義の狙いは、韓国の近代文学に直接触れる機会を持ち、文学作品を批評的な視点から読む力を養うことにあります。さらに文学作品を通して、戦前の日本や韓国の歴史を振り替えつつ、植民地朝鮮の文学のありようを探ります。 | ||
| 達成目標 /Course Goals |
本講義では、戦前における韓国の近代文学史を抑えながら、主に韓国のリアリズム文学胎動以後の作品をピックアップして講読します。植民地朝鮮で育まれた韓国の近代文学が、植民地時代という歴史の時間軸と、植民地空間という空間軸においてどのように展開されていたか、その特徴を探ります。授業で扱うテクストは、主に日本でも翻訳されている作品ですが、内容に応じて作家の日記や新聞・雑誌、そして映画などを用い、多様な観点から作品理解を追究します。とりわけこの講義ではなるべくテクストに直接触れる機会を多く作ります。 | ||
| 授業内容 /Course contents |
第一週目 オリエンテーション(韓国短編小説を読む) 第二週目 玄鎮健『運の良い日』(『開闢』1924年6月号)その一 第三週目 玄鎮健『運の良い日』(『開闢』1924年6月号)その二 第四週目 金東仁『甘薯』(『朝鮮文壇』1925年1月号) 第五週目 1920年代の京城-映画『道―白磁の人』を見る 第六週目 映画『道―白磁の人』を読む(感想と解釈) 第七週目 羅稲香『桑の葉』(『開闢』1925年12月) 第八週目 朴花城『旱鬼』(『朝光』1935年11月号) 第九週目 李孝石「そばの花咲く頃」(『朝光』1936年10月号) 第十週目 金裕貞「春・春」(『朝光』1935年12月号) 第十一週目 朴泰遠 「小説家久保の一日」 (『朝鮮中央日報』1934年8月1日~9月19日連載) 第十二週目 李箱「翼」(『朝光』1936年9月号) 第十三週目 朱耀ソプ「舎廊のお客さんとお母さん」 (『朝光』1935年11月号)その一 第十四週目 映画『舎廊のお客さんとお母さん』を観る その二 第十五週目 レポートの書き方について |
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| 使用教材 /Teaching materials |
・『朝鮮短編小説選(上・下)』岩波書店 ・配布資料もあり。 |
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| 成績評価の方法 /Grading |
出席を含む授業への参加態度及び(20)、中間レポート(30%) 期末レポー(50%) |
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| 成績評価の基準 /Grading Criteria |
秀90点以上/優80−89点/良70−79点/可60−69点/不可59点以下 |
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| 履修上の注意事項 /Remarks |
授業は、朝鮮語の知識がなくても履修できます。講義は日本語で行います。 テキストは『朝鮮短編小説選(上・下)』岩波書店の中にある作品を主に読みますが、こちらにない作品は配布する予定です。 |
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| 遠隔授業 /Online class |
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