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授業情報/Course information

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科目名/Subject 民法I
担当教員(所属)/Instructor 濱口 弘太郎 (商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2015年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 6
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2015/03/26
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 民法学の初学者を対象とした科目である。法治国家において、法は社会の根幹であるが、民法は、取引(契約)、私人間の財産秩序や親族関係、相続関係を規律する。人は誰しも1人で生きていくことはできないが、他人と接触すれば紛争が生じ、紛争解決のためのルールである法律が必要となる。もっとも、法律も人間が作るものである以上、事前に全ての紛争形態を想定して、その解決策を規定することは不可能である。ここに、法律を解釈する必要が生じる。いかなる紛争に直面したときでも、法律を見るだけで紛争を解決することができれば理想的ではあるが、現実にはそのような法律を作ることは不可能である。その一方で、法の恣意的な適用を許せば、結局、ルールが存在しないのと同じ状態になる。明確なルールは、適正な紛争の解決だけでなく、予見可能性の確保による紛争の防止のためにも欠かすことができない。一般人に、契約違反は法律上許されないということを理解させなければ、契約違反は横行し、それによって膨大な紛争が発生するであろう。
 現在の日本社会においては、多くの人がある程度、経験的に、法律を理解している。しかし、同時に、法律を正確に理解している人はごくわずかである。法律は、第一義的には、裁判の基準(紛争解決の基準)であり、それゆえ裁判等を通じた強制力によってその実効性が担保されているのである。
 この授業は、民法中総則及び不法行為を担当する。総則は、民法全体に通用する一般的な事項であり、それゆえに、抽象度が高いが、判例を中心に、理論が具体的な場合にどのように適用されているのかを説明する。総則は、意思表示、代理と時効を中心に説明する。不法行為についても、できるだけ具体的な事例を挙げつつ、説明を行う。なお、民法の他の分野の学習については、他の科目を履修されたい。
 本科目の履修を通じて獲得が期待される能力・技能は以下の通りである。
・民法中総則及び不法行為について、法律の規定及び判例学説について基本的な知識を習得する
・法律の解釈及び適用についての基本的な考え方を習得する
達成目標
/Course Goals
・民法中総則及び不法行為について、法律の規定及び判例学説について基本的な知識を習得する
・法律の解釈及び適用についての基本的な考え方を習得する
授業内容
/Course contents
1 ガイダンス:法の機能、法の働き、人
2 総則
(1) 権利能力・意思能力・行為能力
(2) 法律行為:法律行為の有効要件、心裡留保、虚偽表示、錯誤、詐欺・強迫、無効及び取消
(3) 代理:有権代理、無権代理、表見代理
(4) 時効:時効一般、取得時効、消滅時効
2 不法行為
(1) 一般不法行為の成立要件
(2) 不法行為の効果
(3) 特殊不法行為
使用教材
/Teaching materials
教科書:『スタートライン民法総論』(池田真朗、第2版、日本評論社、2011年)
参考図書:『民法判例百選Ⅰ総則・物権(第7版)』(有斐閣)
成績評価の方法
/Grading
 定期試験による。出席は考慮しない。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100~90):「総則」及び「不法行為」について基本的知識を充分に有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。
優(89~80):「総則」及び「不法行為」について基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力に優れている。
良(79~70):「総則」及び「不法行為」について基本的知識を有しており、法的問題を論理的に解決する能力を有している。
可(69~60):「総則」及び「不法行為」について基本的知識を有しているか、法的問題を論理的に解決する能力を有している。
不可(59~0):「総則」及び「不法行為」について基本的知識を欠いており、法的問題を論理的に解決する能力が充分ではない。

履修上の注意事項
/Remarks
・教科書及び六法は各自購入し、特に六法は毎回持参すること(初回は除く)。
・定期試験は、ボールペンまたは万年筆で解答すること。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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