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授業情報/Course information

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科目名/Subject 社会科学特別講義
担当教員(所属)/Instructor 佐々木邦子 (商学部)
授業科目区分/Category 夜間主コース 共通科目
開講学期/Semester 2015年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 6
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2015/02/19
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本講義は、労働市場についての初学者を対象としている。
1990年代初頭からの我が国では、労働市場が激変し多くの働く人々は雇用不安に陥った。その最大の要因として不況による日本型雇用慣行の変容が考えられ、さらにその背景には、80年代半ば以降の経済思想の影響が顕著である。最近は、働く人々を救済するための法制度も制定・施行されており、労働市場も上昇傾向がみられるが、抜本的な解決に至っているとは言い難い。
このような問題意識により本講義では、我が国における高度経済成長期以降の労働市場の情勢を概観し、一般労働者や若年労働者など、働く人々が置かれている実情に迫りたい。
達成目標
/Course Goals
1.科学的な視点により労働市場の情勢を認識する。
2.日本的雇用慣行から成果主義へと変貌を遂げた政策的な背景を知る。
3.他の国々との労働に係る類似点と相違点を概観する。
授業内容
/Course contents
1.本講義の目的と進め方
      ガイダンス
2.我が国における労働市場の情勢
      統計データを基に、現在の労働市場の情勢について理解する。
3.高度経済成長期以降の労働市場
     経済の発達が、我が国の労働市場に与えた影響を知る。
4.日本的雇用慣行の衰退
      高度経済成長期に定着したとされる日本的雇用慣行の盛衰を見る。
5.成果主義の台頭
      成果主義が勢力を伸ばした状況と、このしくみが働く人々に与えた影響を探る。
6.多様化する雇用形態、労働市場の二重構造
      雇用慣行の変遷により翻弄される人々、特に、非正規労働拡大の実態を見る。
7.労働者を保護する法制度
      解雇権濫用の法理など、不条理な解雇から労働者を守る法制度を知る。
8.中間まとめ
      これまでの内容を整理し、課題を提出する。
9.雇用環境に変化を与えた新自由主義思想による政策の功罪
     自由主義経済国に共通した動向を見る。
10.我が国における若年労働市場の情勢
      若年労働市場の変化をデータで概観する 。
11.若年労働市場回復のための政策
      若者救済のために実施されている政策を知る。
12.若者のディーセント・ワークを提唱したILOの施策
      若年労働の世界的な動向を知る。
13.デュアル・システムの効果と現代的課題
      若年失業率上昇の抑止として効果的な教育と職業の連接を知る。
14.就業継続を促す雇用政策
      若者や女性労働の促進を積極的に進めた政策的含意を理解する。   
15.我が国における少子高齢社会の動向
      社会が、労働、教育、福祉、文化など多くの分野が関わりを持つことを理解する。
使用教材
/Teaching materials
指定テキストはなく、随時プリントを用意する。
成績評価の方法
/Grading
秀(100〜90):労働市場について秀でた理解力を有し、統計資料などを応用して、さまざまな労働問題について科学的に分析をすることができる。
優(89〜80):労働市場について優れた理解力を有し、統計資料などを応用して、さまざまな労働問題について科学的に分析をすることができる。
良(79〜70):労働市場について良い理解力を有し、統計資料などを応用して、さまざまな労働問題について科学的に分析をすることができる。
可(69〜60):労働市場について理解力を有し、統計資料などを応用して、さまざまな労働分析について科学的に分析をすることができる。
不可(59〜0):労働市場について十分な理解力を持たず、統計資料などを応用して、さまざまな労働問題について科学的に分析をすることができない。
成績評価の基準
/Grading Criteria
定期試験70%、中間課題や講義への参加状況など30%を総合的に判断する
履修上の注意事項
/Remarks
講義の目的と内容をよく検討したうえで、最後まで講義に参加しようとする意思を持てる方に受講していただきたい。
  
※受講申請学生が座席数を超えた場合、教務課において抽選し受講学生数を調整する。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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