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授業情報/Course information

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科目名/Subject 坂柳明 3年ゼミ
担当教員(所属)/Instructor 坂柳 明 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2015年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 木/Thu 4 , 木/Thu 5
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 3年
単位数/Credits 12
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2015/02/19
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
  この授業では、財務会計論及び監査論を深く学ぶことによって、
卒業後社会人になり、どの組織に所属していても、貴重な人材とさ
れているならば、必ず必要になるであろう、何が問題になっている
のかを瞬時に見極めるための思考力(分析力、洞察力)を身につけて
もらう。
 この授業は、「財務会計論」等の会計系の科目を一通り履修した後に
受講する授業である。
達成目標
/Course Goals
 この授業の達成目標は、以下の2つである。   

 (1):会計・監査を研究する上で、制度や文献上の知識を理解
することは重要であり、そのことによって、公認会計士試験等
の各種資格試験合格のための基礎を基礎が得られるようになる。

 (2):しかし、制度や文献上の知識による思考の呪縛を受けるの
は、何か新しいものを生み出す上では、障害になる。文献や制度
は、何が問題になっているのかを把握するための素材であり、構築
した理論によって分析される対象ではあるが、「与件」ではない。
特定の状況に直面した監査人の対応や、特定の場面での会計処理が、
現実の制度や文献とは別に、論理的にどうなるのかを自分の頭で
よく考えることや、そもそも議論になっている状況が十分網羅され
ているかを調査したり、問題になっているトピックの経済的背景を
考えることが研究の第一歩であり、そうした地道な作業を経て形成
された論理体系が、既存の考え方に強固な理論的基盤を与えたり、
新しい制度なり知見を生み出す契機になる。この研究指導では、
以上のような一連の営みを可能にするための「頭の訓練」を重視
する。それによって、卒業後社会人になった後、何かの主張を分析
しながら理解し、その分析に基づいて意思決定することが可能にな
る。
授業内容
/Course contents
 この授業は、以下のような形式で進められる。

 (1):咀嚼していない表面的な知識による「言い合い」を避けるため、
まず、指定する財務会計あるいは監査論のテキストの解説(これまでは、
①:棚卸資産の費用配分や有形固定資産の減価償却といった、個々的な
トピックを取り扱わないままの「原則主義 VS. 細則主義」の二分法に
よる議論は、どの程度意味があるのか、②:役員賞与なり役員報酬が、
「職務執行の対価」と考えられる場合はどのような場合か、そう考えら
れない場合の会計処理はどうなるか、等に触れた)をこちらが行う。
なお、テキストの解説を行う過程で、こちらが課題を出すことがある。

 (2):ある程度テキストの解説が進んだ後、担当者を決め、その担当者に、自分がわからないところ、自分はこのように考えるといった「問題提起」を事前に(目安は1週間前に)いくつか提出してもらう。

 (3):当日は、発表者と参加者がその問題提起をもとに議論する。

 (4):3年生は個人研究の発表をしてもらう。
使用教材
/Teaching materials
 授業開始後に指定する。
成績評価の方法
/Grading
 この授業科目の成績は、授業態度、問題提起、及びそれに対するコメントの水準によって評価する。

 提出課題と定期試験の合計が、90点以上を「秀」、80〜89点を「優」、
70〜79点を「良」、60〜69点を「可」、59点以下を「不可」とする。

 「秀」:授業内容をほぼ完璧に理解していること。
 「優」:授業内容を十分に理解していること。
 「良」:理解が不十分な点はあるが、授業で扱う財務会計論及び監査論の内容について、一定の理解はあること。
 「可」:理解が不十分な点は目立つが、授業で扱う財務会計論及び監査論の内容について、だいたいの理解はあること。
履修上の注意事項
/Remarks
 「簿記原理」の単位を修得済みであることを研究指導履修の条件とします。「応用簿記」の単位は修得済みであることが望ましく、「財務会計論」は履修中であることが大変望ましいです。また、「簿記原理」の成績は、良い方がいいです。
 自らの主張と相手の主張が異なることだけで、自らの主張の優位性を強弁する「議論」をよく耳にします。この授業では、理不尽かつ不毛に見えるこうした「議論」ではなく、先に提示されている主張が合理的であるかどうかを、その主張が想定する世界(土俵)に入って十分に吟味した上で、その主張が不合理であれば、新たな主張を行う訓練をします。総じてこの授業は、分析力を養うための授業です。なお、研究に誠実に取り組んでいない学生の評価は、低くなります。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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