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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2015/04/08 現在

科目名/Subject 税務会計論
担当教員(所属)/Instructor 市原 啓善 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2015年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 水/Wed 2 , 金/Fri 1
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office 市原 啓善(1号館(研究棟)301号)
オフィスアワー/Office hours 市原 啓善(随時可
(予約の必要はありませんが、在室時を事前にメールにて確認頂ければ確実に対応はできます))
更新日/Date of renewal 2015/03/03
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 税務会計とは、企業が納付する法人税の基準となる課税所得を計算するための会計です。法人税法では、財務会計(金融商品取引法会計、会社法会計)とは、別個の特別な規定が置かれており、会計利益と課税所得とが一致しないことが普通です。そこで本授業ではまず、財務会計との相違点を明らかにしながら、税法固有の規定、計算構造、税務調整手続きについて体系的に学びます。
 あわせて本講義では、税務法令が利害関係者に及ぼす影響(経済的帰結)について学修します。企業にとって課税は、企業価値を低下させるものであるため、事前に企業価値を最大化するための税務計画を策定し、それを実行した結果に対して、税務法令を適用して課税所得の計算を行っているといわれています。税制が企業の税務計画に及ぼす影響に対する理解を深めることは、会計基準や税務法令の変更による「企業価値の変化」を予測することに有用となりうるという意味で、企業経営者や政策立案者にとって重要となります。
 税務会計は、上場企業に限らず非上場企業も含めて、ほぼすべての企業において行われています。また、企業における経理・財務部門や会計事務所だけでなく、金融機関においても税務申告種類の分析能力が必要不可欠とされています。実践的にも非常に有用で必要不可欠な学習分野と言えます。講義では税務会計の理解を深めるため、企業における実務事例、最新の税制改正、実証研究成果も取り上げていきます。
達成目標
/Course Goals
1. 税務会計の計算構造の理解
2. 財務会計と税務会計の目的と関係性についての理解
3. 税制が利害関係者に及ぼす影響(経済的帰結)を予測するための考え方の理解
4. 税務実務の理解
授業内容
/Course contents
  1. 税務会計論の概要
  2. 概要1: 法人税額計算の概要
  3. 概要2: 法人税申告書における計算
  4. 益金1: 営業上の益金
  5. 益金2: 受取配当等
  6. 損金1: 役員給与
  7. 損金2: 寄附金
  8. 損金3: 交際費等
  9. 損金4: 貸倒損失と貸倒引当金
10. 損金5: 減価償却
11. 損金6: 圧縮記帳
12. 損金7: 繰延資産、棚卸資産、返品調整引当金
13. 税額1: 所得税額の控除、外国税額控除
14. 税額2: 同族会社と留保金課税
15. 税務争点: 国際課税
16. 税務争点: 連結納税、組織再編、グループ法人税制
17. 税務計画における税務法令の存在意義
18. 税務計画が企業の会計行動に及ぼす影響
19. 日本企業の税務会計行動
20. わが国における課税所得の特性
* 上記の授業計画に沿って進める予定であるが、受講学生の習熟度により
   若干の変更もありうる。
使用教材
/Teaching materials
『ベーシック税務会計<企業課税編> [改訂版]』
中島茂幸・櫻田譲(編著)、創成社、2014年9月、2,950円+税
成績評価の方法
/Grading
満点を100点として、毎授業での小テスト・受講姿勢(20点)、中間試験(40点)、期末試験(40点)の配分により、総合的に評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100-90) 税務会計論への理解が特に秀でており、ほぼ完璧に習得している
優  (89-80) 税務会計論への理解が優れており、全般的に習得している
良  (79-70) 税務会計論についてほぼ理解しており、大体習得している
可  (69-60) 税務会計論への理解力を示し、最低限習得している
不可(59-0) 税務会計論への十分な理解力を持たない等、上記以外
履修上の注意事項
/Remarks
1. 電卓を持参すること。
2.【履修要件】「簿記原理」または「財務会計論」を履修していることが望ましい。
         (ただし簿記・会計が苦手な場合でも理解できるよう解説をします)。
3.【授業時間外学習】
  [予習] 講義前に、講義計画に沿ったテキストの箇所を参照して講義に臨むことが望
              ましい。税務法令特有の用語・計算構造の理解に役立てる。
  [復習] 講義資料とテキストを読み返し、講義内で実施した小テストを解答できるよう
              にしておくこと。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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