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授業情報/Course information

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科目名/Subject 日本経済史
担当教員(所属)/Instructor 高野 宏康 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2015年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 5
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2015/02/20
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
現在、日本社会では「成長」のあり方をめぐって様々な議論が展開しています。この講義では、日本社会の経済システムの特徴と変遷について、旧来の進歩史観や国民国家の枠組みを前提とした認識を批判的に再検討しつつ、近年の生活史や社会史、地域研究の知見も取り入れて考察します。時代別の経済システムの説明に加え、海と山、東と西、琉球とアイヌ、日本経済史における小樽についてなどのテーマ別の考察を行うことで、日本社会のあり方を重層的に理解することを重視します。また、経済史研究において十分考慮されてこなかった、経済における人物の役割をヒューマンストーリーとして学問的に位置づけ、その意義について考察します。一方的に知識を伝達するだけでなく、資料の探し方、読み解き方を身につけ、各自が歴史的思考の意義を理解し、日本経済の課題について検討することができるようになることを目的とします。
達成目標
/Course Goals
この講義の達成目標は以下のとおりです。
1.歴史的思考の意義を理解すること。
2.旧来の進歩史観や国民国家の枠組みにとらわれず、各時代・地域における経済システムの特徴と展開を理解すること。
3.資料やデータを探し、読み解くことができること。
授業内容
/Course contents
講義のスケジュールは以下のとおりです。テーマ講義は講義内容の進展状況に応じて順序を変更することがあります。

1.イントロダクション 〜日本経済史の課題〜
2.日本経済史へのアプローチ 〜交換様式と社会構成体〜
3.原始・古代:定住革命と国家の成立、経済システムとしての荘園公領制
4.中世:動乱の時代における列島社会の転換
5.近世:幕藩体制の成立と市場経済の展開
6.テーマ①:列島社会における差異 〜海と山、東と西、琉球とアイヌ〜
7.テーマ②:経済と歴史文化 〜ヒューマンストーリーの役割〜
8.テーマ③:資料から日本経済史を読み解く 
       〜資料調査・ヒアリング・検索の方法〜
9. 近代①:近代世界システムの成立と日本経済
10.近代②:ネーション=ステートと「帝国」・帝国主義
11.テーマ④:グローバリゼーションと地域経済 〜日本経済史における小樽〜
12.現代①:総力戦体制の成立と現代化 〜世界大戦の時代〜
13.現代②:高度成長期から大衆社会・消費社会への転換
14.現代③:90年代からゼロ年代以降 〜ポスト成長・郊外化・ナショナリズム〜
15.総括

*講義中に関連映像を視聴することがあります。
*毎回アンケートを実施します。
使用教材
/Teaching materials
・網野善彦『日本社会の歴史』(上・中・下)岩波新書、1997年。
・中西聡編『日本経済の歴史 〜列島経済史入門〜』名古屋大学出版会、2013年。
・資料が必要な場合は講義前に配付します。
・その他の参考文献は講義中に適宜紹介します 
成績評価の方法
/Grading
・出席およびレポートと定期試験の成績によって評価します。
・評価基準は経済学科の統一基準を参照してください。
履修上の注意事項
/Remarks
・日本経済を考える上での歴史的思考の意義を理解することが重要です。
・毎回実施するアンケートに応答することで、インタラクティブな講義を目指します。
・受講者は単なる知識の習得にとどまらず、日本経済史の課題について各自問題意識を持ち、資料やデータを探し、読み解くことができるようになることが望ましいです。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません
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