社会貢献・産学連携

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◆ 第1回 一日教授会議事要旨(H15.3.13開催) ◆

本学では,3月13日(木)に「地域と共に生きる小樽商科大学がこれから目指すもの」をテーマとして,市民との懇談・意見交換会を開催しました。当日は小樽市中心街の会場(道新ホール)に多くの市民の方々が参加し,全体で100名余りが出席した会議になりました。議事は本学の山本学術担当副学長の進行で進められ,最初に秋山学長から,本学の歴史と地域との関わりが紹介され,特に,本学の前身校である小樽高等商業学校創設及び戦後の大学単独昇格は,地元住民の熱意と支援により実現された経緯が説明されました。次に,本学の教育・研究事業,地域貢献事業,産学官連携事業,国際交流事業等の取組状況や現在の大学を取り巻く状況として,法人化移行への対応,道内国立大学統合問題に係る説明を行ない,その後,本学の今後の進むべき方向性として,学部教育と大学院教育の取り組み,ビジネススクール構想や地域貢献,国際交流事業への取り組みについて,わかりやすく説明が行われました。

次に,意見交換会に移り,参加者から多くの質問や意見・要望が寄せられ,「地域と密着した研究や地域の特性を生かしたプロジェクト推進,英語教育の更なる重視,時代に合った新たな学部学科の増設,地域全体のレベルを上げる教育貢献、一県一名の推薦入試制度,ビジネススクールの早期実現」等,貴重な提言をいただきました。

この交換会と同時に,本学の創立時から現在までの92年間における構内の校舎や教育活動,学生生活の変転等の本学の歩みが一目でわかる写真パネルを展示し,参加された市民の方々が興味深く閲覧されていました。

参加者からは,非常に有意義な交換会であるので今後も定期的に開催するようにとの要望が多く寄せらました。

◎第1回一日教授会における「市民の方々の質問・要望(Q)と本学の回答(A)の紹介」

Q:大学と地域との関わりについて

○大学が地域と関わる第一歩として,大学の教官が自ら進んで地域に関わる姿勢を持つことが大切である。商大の先生の具体的な関わり方どうか。

○学生・教官と地域との繋がりは希薄である。地域全体のレベルをあげる教育(地域貢献)が必要である。
A:小樽市や北海道の審議会・委員会に教官が委員として関与しており,公開講座(小樽市内・札幌市内での講座,くっちゃん講座,岩内講座)を積極的に開催し,市民と交流している。また,本学は夜間主コースの授業を高校生に開放し,高校との交流も積極的に行っている。そして,市民向けの地域広報誌「ヘルメス・クーリエ」を年3回発行し,大学の活動情報等を広報している。なお,現在では,地域との関わり方が小樽・後志管内より札幌に偏っているので,全教官が濃淡無く各地の市民と勉強会・意見交換会の機会を積極的に作りたいと考えている。

 

Q:地元企業との関わりについて

○地域密着型の大学ということだが,小樽の地元企業と関わりをもっているのか,共同プロジェクトなどの企画をしているのか。

○地域を題材とした研究を更に増やし,その結果を公表方法に工夫が必要である。

○市役所と共同で,小樽の地形・地域特性を生かせるプロジェクトを企画してはどうか

A:本学のビジネス創造センターは,本学と社会をつなげる窓口として平成11年4月に設置されている。ビジネス相談の窓口に年間200件(8割は小樽以外)の企業人,個人からの相談がある。内容は,共同研究の立ち上げや個人のビジネス相談等であり,起業へのアドバイスを行っている。小樽市とは,観光産業,朝里川温泉の活性化,地場産業等を支援する活動で関与している。その成果は,「産学官研究成果報告会」で1年間の成果を報告していており,ホームページでも掲載しているのでご覧いただきたい。後志唯一の国立大学として地域貢献を行ってので相談していただきたい。

 

Q:ビジネススクールについて

○ビジネススクールを目指すとのことであるが,ビジネススクールを出た後に地域に就職する人がどのくらいいるのか。小樽で会社を育成するべきで,小樽としての小樽商大がない。どうしたら地域経済が成り立つか,地域経済の分析を提言してほしい。

○今後目指すビジネススクールも本腰を入れ真剣に取り組まねば単なる形式に終わり,評価の結果傾向として沈みゆくことになる。教授陣も真剣に取り組み,本当に学生のことを考えた教育に取り組むことが必要ではないか。

A:ビジネススクールでは地元就職が期待できないとは考えていない。地元への教育的還元を考えており,地元で就職している社会人のスキルアップを支援する。なお,地域の概念は,北海道レベル又は全国に範囲を広げた人材供給を考えている。
 

Q:サテライトについて

○商大は札幌にサテライトを設置しているが,小樽市内での地域密着を図るならば小樽駅周辺に学生と市民が交流できる場が欲しい。

A:札幌サテライトは,札幌勤務の社会人教育とビジネス創造センターの相談窓口の二つの目的で設置している。なお,小樽駅周辺でのサテライトの設置を今後検討していきたい。

 

Q:留学生の地元企業体験について

○外国からの留学生のための小樽市内企業体験については,どのようなルート体制が設けられているか。実績についても説明願いたい。

A:留学生は言葉の問題が大きく,常に試行錯誤しながら受入企業の開拓を進めている。現在まで,市役所,NTTドコモ,三菱商事,毎日新聞,漁業組合,光合金等の地元企業に受け入れていただいているが,札幌圏が多い。今後地元企業の皆様にご理解いただきご協力願いたい。なお,就業体験として2単位を認めている。

 

Q:法人化について

○法人化後も単独で頑張るとの意欲に力強く思うが,国の補助金などはどう変わるのか,更に授業料等も変化を生じるのか。営利企業化になるのか。

A:前出シリーズ「国立大学の法人化について(その1)」( 頁)を参照願います。

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