寺 坂  崇 宏                                          

 

 

1.研究主題

「データを活用した現代の日本経済の研究」を研究主題とします。経済の様々な問題に対して、経済データと統計学的、経済学的な方法を用いて、解決策や提言を述べられるようになることを目標とします。

                                                                         

2.指導要領

3年ゼミでは、現在起きている経済問題について、データを使用して勉強を進めていきます。並行して、「統計学」「経済統計学」「計量経済学」の方法に基づく、データを解析する方法を勉強します。これまでのゼミでは、「わが国の雇用の問題」「今後の日本の福祉のあり方」「北海道の経済の活性化」「経済格差」「デフレーション」などの問題を扱ってきました。さまざまな経済の問題について、データを積極的に利用した研究ができるようになることを目標とします。

4年ゼミでは、3年ゼミで修得できたことをできるだけ生かして、卒業論文を執筆していきます。論文のテーマですが、皆さんの関心のある日本の経済問題、あるいはそれに関連する社会問題から、論文になりそうなものを見つけられるよう指導をします。

 

3.指導テキスト及び参考書

現時点では未定です。後日、集まったゼミ生の意見を参考にして、テキストを決定します。

*これまでの3年ゼミでは、内閣府編(2009)『経済財政白書』、橘木(2006)『格差社会 何が問題なのか』岩波書店 田村(2006)『データの罠 世論はこうしてつくられる』集英社、岩田(2001)『デフレの経済学』東洋経済新報社、伴、中村、跡田(2006)『エコノメトリックス[新版]』有斐閣、森田、久次(1993)『新統計概論 改訂版』日本評論社 などをテキストにしました。

 

4.選考の方法(面接・テスト等)

面接による選考を実施します。面接では、自己紹介をしてもらった後に、少なくとも次の3点について聞きます。

・このゼミへ応募した理由

・これまでどのような大学生活を送ってきたか?(例えば、学業に真剣に取り組んでいるならば、取り組んでいる内容について、詳しく話を聞かせてください。サークル活動、ボランティア活動、アルバイトの経験があるならばその中身について、その他、何か一生懸命に向き合っているものがあれば、それについて話を聞かせてください。)

・皆さんのこれからの大学生活のプランについて

あらかじめ話す内容を考えて面接に来ると良いでしょう。

 

2次募集の有無と、募集をする場合の選考の方法については、後日掲示版で連絡をします。

 

5.面接・テスト等の日時・場所

1028日(火)12001700の時間帯に、1人あたり10分程度の面接を実施します。詳細は1027日(月)12:00までに掲示板で連絡をします。

 

6.注意事項・履修希望者へのメッセージ

・選考のときに学生証を持参してください。

・研究指導について相談のある方は、1号館430号室へ来室して下さい。予約がなくても構いませんが、

 メールを使って日時の調整をすると、確実に話が出来ます。