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2017/02/18 4ゼミ合同のディベート大会を開催!

1月26日(木)、本学4号館の160教室にて4ゼミ合同による

「地域の問題を知り、討論を通じて解決のきっかける考えるための

分野横断的ゼミ対抗ディベート大会」が開催されたよ!

出場したチームは次の4ゼミ!

井上典子ゼミ(審判・幹事 言語センター)・小林友彦ゼミ(企業法学科)

中島大輔ゼミ(経済学科)・柴山千里ゼミ(経済学科)

 

「地(知)の拠点整備事業(COC)」の地域志向型教育プロジェクトの一環として開催された今回のディベート大会。小樽・後志地域が直面する現代的なテーマを、賛成派と反対派に分かれ、ゼミ対抗の熱い論争が繰り広げられたんだ。

皆さんもよくご存じのとおり、ディベートは、ある議題について肯定の立場と否定の立場に分かれて客観的な証拠資料に基づき論理的に立論と討論をして、議論がどれだけ説得力があるかで勝ち負けが決まるゲームだよ。各ゼミチームの立場は、自分たちの価値観と関係なくあらかじめ幹事の井上ゼミにより割り振られているんだ。

 

討論のテーマは、第1回戦「小樽商大を市街地に移転すべきか否か」、第2回戦「泊原発を再稼働させるべきか」、第3回戦「小樽運河に続く観光地として相応しいのは旧手宮線か天狗山か」。市民の方々にも公開で開催されたんだよ。

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会場の様子

 

この日に備えて、主張の基となるデータや資料、プレゼン資料作り、予想される相手からの質問に対する反論など、各ゼミは準備にぬかりなし!

第1回戦は、小林ゼミが、現在の大学の特に冬の交通の不便さや市街地でのイベント活動の活発化による学生の地域貢献などから移転賛成を訴え、反対派の中島ゼミは、広島大の移転例なども紹介しながら、街中移転前と後のメリットとデメリット比較とコストを考慮し移転反対の議論を展開した結果、反対派の中島ゼミが勝利したよ!

第2回戦は、賛成派の柴山ゼミが、安全性の確保が前提とした上で、他の発電方法に比べて燃料の輸入において安定した電気供給が可能、低コストの発電により電気料金の値下げ⇒経済活動の活発化、CO2削減の必要性等を訴え、反対派の小林ゼミは、活断層による大地震の可能性が否定できない点、放射能の拡散予想図とその被害、電力会社のずさんな調査例や代替の発電方法なども示し、反対した結果、賛成派の柴山ゼミが見事勝利!

最後の第3回戦は、旧手宮線を推す中島ゼミが、地理的に運河に近い点、歴史的建造物が充実しており観光客の目を引きやすい点、旧手宮線沿いのグルメやイベント等を挙げ、天狗山を推す柴山ゼミは、四季により見栄えが変わるロープウエイからの景色、スキーやスノボなどのアクティブな観光が可能な点、旧手宮線との比較を交えて議論された結果、柴山ゼミが勝利!

こうして、全てのディベートが終了した結果、第2回戦、第3回戦を勝利した柴山ゼミが総合優勝しました~!おめでとう!

 

(注意)繰り返しになりますが、各ゼミの討論における立場は、あくまでディベートにおいて定められた立場であり、各ゼミ又は学生個人が個々のテーマに対し政治的・思想的な主張を行っているわけではありません。また、勝利チームも、ディベート内容の説得力により選ばれたのであり、勝利側の立場の優越性を決めたわけではありません。

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相手の主張への質問を相談中

 

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盛り上がるディベート陣営の様子

 

参加した学生さんからは、「成長できた」「小樽や後志について考える良い機会になった」「話す力を鍛えられた」などの声が多く、見学した市民の方々からも様々なご意見をいただいて、商大の教育の直接見ていただく貴重な機会になりました。

商大くんも、学生さんたちの真剣なディベートを間近で見て、すっかり感動してしまったよ!頑張る商大生のみんなを、今後もたくさんリポートするから楽しみにしていてね!

    

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