谷津の穴 ―平成21年6月8日〜平成21年7月5日―
6月8日(月) 漕手、マネージャー、監督MT
参加者: 西村、神田、森下、川原、千葉、植西、米田、今井、下山、横山
☆今までの反省
西村:体力面で1,000mが限界。技術よりも漕ぎ込み。
神田:自主練でもメニューを決めて乗艇回数増やそうとした。2,000mに対する恐怖心は減った気がする。
川原:体力が問題。中盤の落ちがまだ大きい。レースを想定して並べる練習大事。レースにいい意味で慣れてきた。あまり緊張はしない。
森下:今の一番いい状態の漕ぎでも多分インカレ勝てない。今の状態をボトムにしないと。安定はしてきたが。
千葉:茨レガで漕いだ感じではとても2,000mはもたない。冬のエルゴもベスト更新出来ないまま。1,000mは勢いだけでいった。超えようとするなら技術も上げていかないと無理。
植西:練習量で完全に劣っている。SBFで少し良くなったかと思ったが徐々に悪くなっている。生産性低い。体力はやはりない。やれる事やるしかない。
横山:シーズン初めから腰のせいで漕ぎ込めなかった。茨レガはそこそこ漕げたがまだまだ練習不足。腰の状態は良くなってるとは言えないので様子を見たい。
下山:技術・体力ともに劣っている。練習量が足りない。もっと長い距離漕ぎたい。GWのようにスタンバイが増えた時は少し腰に来たが調子は悪くない。
谷津:漕手各自についてもっと明確な目標設定をしてやるべきだった。一人でみんなの練習を見なければならない為どうしても注意力は分散しアドバイスが単発的になりがち。
☆今後について……インカレでは男女ともに準決勝に進みたい。その為に、
・シングルスカルでの練習を積む。2,3年目の技術がまだまだ。UT15kmでも一回のスタンバイの中で変わることもある。1か月ほどやってみては。
レースの対校はダブルスカルが現実的では?
・「共有すること」…シングルは学ぶことは多いが、クルーを組んだ時に上手くかみ合わない。北大はいきなり誰と組んでもぱっと合わせられるように見える。漕ぎのイメージ一緒なのが望ましい。
・シングルに異存は無いがクルー間の意思疎通も大事。終わった後全体での反省も必要ではないか?
・トライアルやレースを想定したものを多くやりたい。記録を相手にしてフィードバック。
・指定されたメニューを計画通り進められるのは今の時点で女子ダブルだけ。故障を抱えての練習は生産性が低い。出来る事を100%やるという中にはリハビリも入っている。練習出来ないなら出来ないなりに全力でリハビリに励んで、練習出来る者に対しての刺激としてもらいたい。
・土曜昼練の1年目への指導はもっと親身にやれる。特に今の2年目は新人選も見越してしっかり指導してやって欲しい。
6月8日(月)夕
・艇の部品・アセンブリー類の手入れ、整備、置き場所の整理などを選手全員で行う。
夜はミーティングを行う。
6月9日(火)朝
Menu : UT10km。今日から全員シングルに乗艇。
6月10日(水)夕
6月11日(木)朝
・Menu : UT15km。
・Point : 基本的な持久力と技術の向上。毎回タイムを計測してその短縮を図る。
6月13日(土)昼
・一年目との乗艇練習→ラフコンの為出艇出来ず。全員でサッカーを行う。
同日 夕
・Menu : コース内300m×20本(r.24)※ラフで漕げる水域が限られた為
・Point : 低レートではあるが超全力でDPSを伸ばす。ライトパドルでr.24まで上げて水中全力にしてもレートを変えない→その分フォワードでゆったり艇を滑らせる感覚を身に付ける。そのままハイレートになっても艇速が比例して伸びるよう意識して漕ぐ。
6月14日(日)朝
・Menu : ゴール〜ペケレット間往復3km×3セット(r.22〜24)
・Point : シングル全艇で並べる(速い者はハンデを付けて時間差スタート)
レートは低く抑えるがレース形式でワンストロークの進みに集中。
同日 昼
・Menu : コース内500m×10本(r.24)
・Point : 13日(夕)の練習に同じ。出艇前にエルゴで各人のテーマをチェック。
6月15日(月)、17日(水)夕
・Menu : UT15km
6月16日(火)、18日(木)朝
・Menu : ゴール〜ペケ間往復3km×3セット(r.22〜24)、短力20本×5セット
6月21日(日)朝
・Menu : ラフコンのため水上へは出せず、サーキットを行う。
同日 昼
・Menu : ラフコンのため水上へは出せず。
インカレクルーのセレクションについてのスケジュール確認
(7/1エルゴ2,000mトライアル、6/27,7/8,15にシングルスカルでのタイムトライアルを実施。7/15までにクルーメンバーを確定。翌日からクルー単位での練習開始)
用意しておいたレジュメとDVDで漕法の基本理念について確認。
バック台とエルゴでイメージを確かめてもらう。
6月23日(火)朝
・Menu : 天候急変の為水上練習は数十分で中断、サーキットを行う。
6月25日(木)朝
・Menu : ゴール〜ペケ往復(3km)×3の予定だったが強風の為、2往復終了後コース内で1,000m×2 (全てr.24〜26)
6月27日(土)昼
・Menu : UT 15km(ゴール〜ペケ×5周)
同日 夕
・Menu : 5km(スタート〜ペケレット×1往復)シングルスカルタイムトライアル
@西村 24′29″63
A神田 25′36″32
B千葉 26′29″21
C川原 27′35″75
D下山 27′37″31
E森下 27′48″41
F川崎 28′21″52
6月28日(日)朝
・Menu : UT 15km(スタート〜ペケレット×3往復)
同日 昼
・Menu : コース内 ドリル 一本ロー
1,000m×4(r.24〜26)
500m×2(各人最大スピードの出るレートで)
6月30日(火)朝
・Menu : 1,000m×4(r.22/24/26)、短力数セット
700m×3(各自一番スピードの出るレートで)
7月2日(木)朝
・Menu : 1,000m×4(r.22/24/26)、短力数セット
1,000m×2(各自一番スピードの出るレートで)
7月5日(日)朝
・Menu : 技術練習(1本ロー、レッグロー)、短力を中心に、昼のトライアルを見越して技術と艇速を確認。
平日にやってきた700m漕、1,000m漕のスピードの延長でトライアルが出来るように。
同日 昼
・Menu : ゴール→ペケ 1,500m×2 シングルスカルタイムトライアル
1st. 2nd.
@西村 6′45″29 6′41″19
A神田 7′05″54 7′01″28
B下山 7′10″61 7′01″19
C千葉 7′15″80 7′18″06
D川原 7′50″10 7′52″08
E森下 8′00″09 7′56″28
F川崎 8′05″73 7′56″35
・西村 高レートで艇を滑らせる技術はかなり高いと思う。ただ脚で動かし始める感覚にもっとこだわれば同じレンジで漕いでもワンストロークでの伸びはまだまだ変わっていくと思う(良くない時はバックが大きくなって加速が不十分になり、フォワードも急いでキャッチ前にブレードが止まるリズムになりがち)。レッグローで脚の押しを長く強く、上体スイングを加える時に脚からの動かしを保ちながらそれを引き継ぐように加速を加える。
・神田 低レート漕の時でもハイレートでどう漕ぐかを考えながら漕ぐ事が大事。低レートだとある意味大きく漕げ過ぎてしまう。端々でキレのあるリズムを作る為に今くらいコンパクトなレンジで鋭く加速を繰り返していく方が、大きくて遅い水中になるよりはずっと速くなると思う。感覚ではもっと大きく漕げると思うかも知れないが、大事なのは体の動き幅としてのレンジではなくボートを効率的に動かす有効レンジである。コンパクトでもキャッチでロスを無くして加速のマックスでリリースしてやることに重点を置こう。
・川原 ボディワークの連動、特にフィニッシュで腕が残るようなちぐはぐさは無くなってきた。骨盤からのボディセット(背中を後ろに飛ばすだけでなく戻す時もしっかり大きくリカバリーする)からキャッチ時のムダの無い動きが生まれれば更にドライブ前半のパワーの伝わりは良くなる。特にキャッチの前後30cmの中でシートとハンドルが等間隔と同じスピードで動いて、叩き込まずにブレードを置くだけのエントリーを目指してみよう。
・森下 前に伸び切ったところで水を掴めるかが全てを決めると思われる。ハーフレンジで短いレンジで水を逃がさず強く艇を進める練習をし、そこから徐々にフルレンジに伸ばして奥からのキャッチにつなげていこう。キャッチでインパクトをつける時は力で叩き込むと疲れて続かないので、フォワードでのオールの運びの最後にブレードを水中に落とす意識を持とう。エントリー自体が「フォワードの最後」でなく「ドライブの最初」になってしまっているかも知れないので、体が前に動いてる最中にエントリータイミングを狙っていこう。脚と上体の連動は大分良くなってきているので、それをいかに伝えるか。
・千葉 ハイレートになると脚から動かす感じがまだ出にくい。スクエアにし始めるタイミングをもう少し早くしてシート9割くらいの段階で左右同時に垂直にしておく。その後手の甲、前腕だけでエントリーするがその際にキャッチの姿勢を崩さないことが大事。一枚入りきった時に出来るだけフルレンジに近い状態からドライブを始めたいので、膝・股関節の角度を閉じきった状態でブレードを水中に落とす事を心がける。キャッチの時点で水の重さを感じられたら、そこから脚・上体・腕の連動で、今のままの体の動き幅でも充長く艇を加速させることが可能と考える。ノンフェザー、ブレードワークローなどのドリルが有効だろう
・川崎 まだ水上練習に慣れていく段階だと思うので、セレクション等あるとはいえ焦らずに感覚を取り戻すべき。キャッチで一枚入ってない事が多いのでそこは基本の基本としてこだわっていく。キャッチの姿勢は問題無いと思うのでエントリーの動作自体をもっとはっきり入れていく方がいいかも。ブレードワークロー、ノンフェザーが有効だろう。あとドライブの思い切りの良さももっと必要。ハイレートでガンガン漕げるようになったらまた違った課題が見えてくるかも知れない。
・下山 水中のがむしゃらさがいい方向に現われてると思うのでそこは無くして欲しくないところ。艇速も出てきてバランスも自然と取れるようになればキャッチ前の引っ掛け対策としてはまず第一段階クリア。あとはシートスライドが速いのが難点。上体がキャッチの準備をする前にフォワードトップに突っ込む為にエントリー動作は必然的に間に合わなくなる。艇が速く進んでいれば自分からスライドしなくてもストレッチャー(=艇)の方が自分に近づいてくるのだからハンズ・リカバリーまでスムーズに決めたら後は膝を緩めるだけでいいはず。ゆったり等速なスライドの動きの中でゆっくりスクエアリングし、シート9割くらいのところで垂直にしたらフォワードトップでブレードを落とす感じで。ノーワークでもリラックスとこのスライドコントロールを徹底して意識すること。パワーを伝えるところまでは出来てきたから、次はボートの動きとケンカしないで調和することを目指そう。基本的に艇速より速いフォワードは無い(スタート5本は別だが)と肝に銘じておこう。ローパーフェクトでその動きの関係が分かるかも知れない。あと水上ではハンドルを指の中で引っ掛ける(強く握らない)こと、肩と上体のリラックス感の確認(手が強く握ると連動して肩も緊張する)、エントリー動作(キャッチの姿勢でブレードの出し入れ)もやってみよう。