イベント・お知らせ

2018(平成30)年 新年のご挨拶 お知らせ

新しい年を迎えるにあたって                       

新年あけましておめでとうございます。

この数年、国際社会では、国家間の軋轢が頻発し、自国第一主義が公然と主張され、テロリズムが横行するなど、世界大戦の時代に逆戻りしたかのような混沌とした情勢が続いています。昨年2017年も同様でした。東アジアは核武装の脅威に晒されています。国内に目を向けますと、多くの国において、既成政党に反発する勢力が台頭し、政治の仕組みを変えようとする動きがみられました。

他方で、経済のグローバル化は、国際社会の困惑を突き抜けて進展し続けているようにみえます。あらゆるものが国境を越えてネットワークで繋がれ、人工知能によるビッグ・データ分析が、世界市場で新たなビジネスを次々と生み出しています。

グローバリズムと価値観の対立という、一見すると矛盾する潮流の中に、大学は若者を送り出さなければなりません。そのためには、社会の変化に対応し、自らの人生を切り拓くことのできる知識と能力を育てることが求められます。小樽商科大学が平成28年度から進めている「グローカル人材の育成」は、まさに、新たな時代に照準を合わせた取組です。私どもは、この取組のなかで、研究成果、実学・語学の伝統、産学官連携の実績、同窓会との連携をベースに、社会科学系の大学としての可能性を追求していきたいと考えています。

国立大学協会は、昨年6月に「高等教育における国立大学の将来像(中間まとめ)」を公表しました。そこでは、質の高い高等教育の提供、地域の中核としての役割、高い水準の研究、産学連携を通じたイノベーションの先導という国立大学の使命を自覚し、これを一層推進するとともに、大学運営の基盤強化、大学間の多様な連携・融合を目指すことが謳われています。本学を含めすべての国立大学は、このグランドデザインに従って、国民に信頼され、期待に応える高等教育機関になることを目指します。

2018年が、皆様にとり、良き年になりますようお祈り申し上げます。

 

小樽商科大学長  和 田 健 夫

    

ページの先頭へ