専攻長からのMessage
入学を志す方々へ
小樽商科大学
大学院商学研究科
現代商学専攻長


金  鎔 基

本学大学院は昭和46年(1971年)の設置以来,国際的に活躍する研究者やビジネスの現場で活躍する高度な人材を数多く輩出してきました。商学研究科現代商学専攻には,博士前期課程と博士後期課程が設置されています。前者は通常2年間の課程で修士(商学)の学位を取得することができます。また,後者は通常3年間の課程で博士(商学)の学位を取得することが可能になります。博士前期課程の入学定員は10名,博士後期課程のそれは3名です。
 博士前期課程には,経済学コース,国際商学コース,企業法学コースおよび社会情報コースの4つのコースが設けられています。単一研究科でありながら,文系総合大学に準ずる充実なファカルティ資源を備えた本学ならではの特色です。商学に限らず社会科学全般にわたる幅広い分野の研究が可能といえます。留学生が多いこともあって,英語で行われる授業もかなりあります。研究者をめざす人はもちろん,生涯教育の一環として研究をつづけたい人など,多様なニーズに答えてくれるはずです。
 また,博士後期進学類と総合研究専修類という2つのカリキュラムが用意されており,進路に合わせた選択ができます。ただし,博士後期進学類は国際商学コースだけに設けられており,他のコースには「専修類」のみが用意されています。さらに,国際商学コースでは高校における「商業」と高校及び中学における「英語」の専修免許(教員免許)を取得することが可能です。英語の免許を取得しようとする院生には英語による授業が豊富に提供されています。
 博士後期課程は,博士前期課程で修得した基礎的な研究能力を一層発展させ,博士論文の完成を目指す課程になります。本課程を修了することにより,学術研究者および高度専門職・リーダーとしての道を歩むことが可能になります。


現代商学専攻TOPへ