大学情報

第431号(平成30年1月1日発行)

 

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第431号(平成30年1月1日発行

  ■年頭のご挨拶
諸報
  ■平成29年度観光産業を担う中核人材育成講座インテンシブコースを開催
  ■ニセコビジネススクール2017を開催
  ■No Mapsイノベーションキャラバンを開催
  ■エバーグリーン講座開講30周年記念大会を開催
  ■室蘭工業大学との連携プログラム 社会人向け「ものづくり目利き塾」を開催
  ■ビジネスEXPO2017に本学ブースを出展
  ■公開座談会「小樽のひとに学ぶ~手宮の歴史文化とまちづくり~」を開催
  ■3大学共同教育プログラムを開催
  ■清水町アグリビジネススクール(中級編)を開催
  ■北海道財務局による講演を実施
  ■「北の四大学-ビジネスシーズの可能性-」を開催
その他のイベント
  ■「NIKI Wine Seminar 仁木のワインがもたらす未来を語る」の開催について
  ■大学院アントレプレナーシップ専攻オープンクラス(公開授業)の開催について
  ■大学院アントレプレナーシップ専攻入試説明会の開催について 
  ■第20回OBSフォーラムの開催について
  ■本気プロ学生と市立小樽図書館の連携企画「聖樹のパン」企画展の開催について
  ■「小樽のご当地アプリで遊んで景品をもらおう」の開催について
  ■ゆめぽーとライブ第23弾の開催について 
お知らせ
  ■平成29年秋の叙勲 神田孝夫名誉教授が受賞
  ■次期学長予定者が決定
  ■出版会より『七仙人の名乗り インド叙事詩『マハーバーラタ』「教説の巻」の研究』が出版
  ■小樽商科大学フォトコンテスト「北に一星」の受賞者が決定
主要日誌
  ■平成29年11月主要日誌
  ■平成29年12月主要日誌

 

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年頭のご挨拶

 

新年あけましておめでとうございます。

この数年、国際社会では、国家間の軋轢が頻発し、自国第一主義が公然と主張され、テロリズムが横行するなど、世界大戦の時代に逆戻りしたかのような混沌とした情勢が続いています。昨年2017年も同様でした。東アジアは核武装の脅威に晒されています。国内に目を向けますと、多くの国において、既成政党に反発する勢力が台頭し、政治の仕組みを変えようとする動きがみられました。

他方で、経済のグローバル化は、国際社会の困惑を突き抜けて進展し続けているようにみえます。あらゆるものが国境を越えてネットワークで繋がれ、人工知能によるビッグ・データ分析が、世界市場で新たなビジネスを次々と生み出しています。

グローバリズムと価値観の対立という、一見すると矛盾する潮流の中に、大学は若者を送り出さなければなりません。そのためには、社会の変化に対応し、自らの人生を切り拓くことのできる知識と能力を育てることが求められます。小樽商科大学が平成28年度から進めている「グローカル人材の育成」は、まさに、新たな時代に照準を合わせた取組です。私どもは、この取組のなかで、研究成果、実学・語学の伝統、産学官連携の実績、同窓会との連携をベースに、社会科学系の大学としての可能性を追求していきたいと考えています。

国立大学協会は、昨年6月に「高等教育における国立大学の将来像(中間まとめ)」を公表しました。そこでは、質の高い高等教育の提供、地域の中核としての役割、高い水準の研究、産学連携を通じたイノベーションの先導という国立大学の使命を自覚し、これを一層推進するとともに、大学運営の基盤強化、大学間の多様な連携・融合を目指すことが謳われています。本学を含めすべての国立大学は、このグランドデザインに従って、国民に信頼され、期待に応える高等教育機関になることを目指します。

2018年が、皆様にとり、良き年になりますようお祈り申し上げます。

 

小樽商科大学長  和 田 健 夫

 

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平成29年度観光産業を担う中核人材育成講座インテンシブコースを開催

 

平成29年10月11日(水)から11月16日(木)にかけての全6日間、本学札幌サテライトにおいて、平成29年度観光産業を担う中核人材育成講座インテンシブコース(観光庁後援)を開催しました。

本講座は、平成27年度、平成28年度に観光庁受託事業として開催した「旅館・ホテルの経営人材育成講座」の受講者を対象として引き続き教育機会を提供することにより、学習効果の定着と経営力のさらなる向上を図るために開催したもので、今回は、旅館・ホテルの経営層13名が修了しました。

修了者からは新たな知見を得られただけでなく、学習効果の定着、受講者・講座運営関係者との継続的な交流の機会としても大変有意義であったとの評価をいただいたほか、「新たな部署を設立し、ガイド育成を含め社内でスタッフ募集も始めた。」、「地域との連携の必要性を感じ、総料理長と一緒に地元生産者とのパイプを作り、来年度の新商品開発を始めた。」、「旬の食材が地元に流通していないことに問題を感じ、漁業組合、漁師と連携し年間を通じて地元の旬の食材を提供できる仕組み作りを始めた。」等の声をいただいており本講座での成果を着実に事業に活かしている様子が伺えました。

本学では、今年度、観光庁企画競争事業「産学連携による観光産業の中核人材育成・強化事業」を受託し、本講座のノウハウを全国(国立大学法人大分大学、国立大学法人和歌山大学、学校法人青森山田学園青森大学、国立大学法人鹿児島大学、学校法人東洋大学、学校法人明海大学)に水平展開するための企画・検証も行っています。

 

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旅館・ホテルのマーケティング

戦略ビジネスシミュレーションゲーム

 

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ニセコビジネススクール2017を開催

 

平成29年10月17日(火)から11月21日(火)にかけての5日間、グローカル戦略推進センターでは、地(知)の拠点整備事業(COC)の一環として、平成26年よりニセコ町及びニセコ町商工会と連携して実施している人材育成プログラム「ニセコビジネススクール2017」を、ニセコ町で開催しました。

この事業は、起業、新規事業希望者が多いニセコ町において、経営基礎力の養成を目的として「経営戦略」「マーケティング」「ビジネスプランニング」「資金計画等」の講義を行うもので、今年の受講者は16名でした。

第1回目は、本学グローカル戦略推進センター産学官連携推進部門の李濟民教授(部門長)が経営戦略の講義を行い、アスクルのビジネスモデルの特徴について、グループディスカッションと発表を行いました。

最終発表会では、12名の受講者がニセコ地域でのビジネス展開をテーマとしたビジネスプランの発表を行い、受講者間の活発な意見交換に加え、各受講者は講師からのコメントを熱心にメモしていました。

 

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経営戦略(第1回講義)
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最終発表会(第5回講義)

 

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No Mapsイノベーションキャラバンを開催

 

経済産業省北海道経済産業局と本学は、北海道を代表する企業経営者がイノベーション・起業・新たな取組への挑戦・地域課題の解決など、自らの経験を北海道内の高校生に伝えるセミナー「No Mapsイノベーションキャラバン」を初めて共同で開催しました。「No Maps」とは、先端テクノロジーや斬新なアイディアなどを軸に新しい価値観・文化・社会の姿を提案する総合コンベンションで、本キャラバンもNo Maps連携事業として実施したものです。初回となる今回は北海道内の4箇所(旭川市・稚内市・岩内町・滝川市)で開催しました。

第1弾の10月23日(月)は旭川商業高校において、第3弾の12月12日(火)は岩内高校において、北海道内にて年間約450本のコンサートの企画・制作・運営を行い、日本発のオールナイト野外ロックフェスティバル「RISING SUN ROCK FESTIVAL」を主催している株式会社ウエスの代表取締役社長 小島紳次郎 氏が講演を行いました。

また、第2弾の11月20日(月)は、稚内高校、稚内大谷高校の生徒を対象に、3000万件以上のサウンドコンテンツを日本市場でライセンス販売し、「初音ミク」の開発会社としても知られているクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の代表取締役 伊藤博之 氏が講演を行いました。

最終回となる第4弾の12月19日(火)は、滝川西高校において、北海道におけるコンビニエンスストア出店数第1位のセイコーマートを運営する株式会社セコマ代表取締役社長 丸谷智保 氏が、「地域愛からはぐくむ未来の可能性」と題してクイズを交えながら講演を行い、「イノベーションの大切さ、楽しさを知ってもらいたい。」と高校生に呼びかけました。講演の後は、講師と生徒によるディスカッションが行われましたが、普段聞くことのできない、最先端を行く企業経営者の話に、高校生は目を輝かせて聞き入っていました。

本キャラバンの活動には、教育機関のみならず、地方自治体も関心を寄せており、滝川市での開催には、本学和田健夫学長を始め、前田康吉滝川市長も参加しました。北海道経済産業局と本学は、今後もこのセミナーを通じて、若者に新たなことへの挑戦を促し、北海道から多くの起業家とイノベーション人材が生まれる文化の醸成を目指していく予定です。

 

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開催趣旨説明を行う北海道経済産業局 藤江氏

滝川西高校全生徒約750名が参加

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講演する(株)セコマ代表取締役 丸谷氏

講師と生徒とのディスカッション

 

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エバーグリーン講座開講30周年記念大会を開催

 

平成29年11月7日(火)、エバーグリーン講座開講30周年記念大会を開催しました。

エバーグリーン講座は、様々な分野で活躍している卒業生を特別講師としてお招きし、現役学部生に対して、実社会での経験・知見を基にした幅広いテーマで講演していただく特別講義です。今回の記念大会は、本学と同窓会の緑丘会が、本学の建学理念のひとつである実学・実践を志向した実践キャリア教育として培ってきた本講座が、昨年で開講30周年を迎えたことを記念して開催しました。

昭和62年にスタートした本講座は、30年間で延べ350名を超える講師の方々が講演し、平成11年から正規科目として単位認定が認められ、受講生は6,000名を超えるまでになりました。

記念大会には、70名近い本講座の講師経験者が出席し、現役学生も60名以上が参加しました。記念大会の前半では、講座開設に関わった同窓会の青木鎮夫氏が、基調講演として開設当時の想いや苦労を語られ、後半では、パネルディスカッションを行い、講師経験者5名のパネリストたちが「エバーグリーン講座が伝える小樽商大のDNA」というテーマで、本講座の展望を語り合いました。

記念大会では、本講座の実行の核となった講師陣のネットワーク作りと本講座が、今後も本学と同窓会の共有財産となっていくことを確認し合いました。

 

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講演の様子

 


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室蘭工業大学と連携プログラム 社会人向け「ものづくり目利き塾」を開催

 

平成29年11月8日(水)・9日(木)、本学において、文理融合(文系と理系の大学連携)及び地(知)の拠点整備事業(COC)の一環として、室蘭工業大学と連携した人材育成プログラム、社会人向け「ものづくり目利き塾」を開催しました。

この事業は、ビジネスにおける「企業の技術力・競争力の見立て」「経営戦略」「資金調達」等について、課題解決を円滑に進められる人材育成を目指すもので、受講者は金融機関(北洋銀行、北海道銀行、日本政策金融公庫)、行政機関(北海道経産局、北海道、北海道信用保証協会、札幌市、小樽市)から20名が参加しました。

開講にあたり、主催である本学グローカル戦略推進センター産学官連携推進部門長の李濟民教授、室蘭工業大学ものづくり基盤センター長の清水一道教授が挨拶を行いました。

続いて、清水教授による、ものづくりに関する講義と鋳造工学「素形材加工(錫)」実習において、型の模型材料や鋳型用砂、造型、金属についての技術について学習し、錫でカントリーサイン製作も行いました。

午後からは、株式会社光合金製作所朝里工場を訪問、銅の鋳造から不凍結栓の最終製品工程まで見学し、ものづくり現場の理解を深めました。その後、大学に戻り、室蘭の金型部品製造業「キメラ」の経営戦略ケースディスカッションを行い、現状分析と成長戦略についてのグループ発表を行いました。

2日目は、ものづくりに関する講義とものづくり受賞企業をプロモーションするためのグループディスカッションと発表が行われ、優勝チームには「鐵の素」クッキーがプレゼントされました。2日間に渡り、ものづくりの基礎知識と実践、ものづくり経営を学び、受講者からは今後の業務に活用したいという感想が多く寄せられました。

 

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本学の李部門長の挨拶 室蘭工業大学の清水教授の挨拶
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「素形材加工(錫)」実習

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(株)光合金製作所工場見学 経営戦略グループ発表
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ものづくり講義風景 参加者の皆さん

 

 

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ビジネスEXPO2017に本学ブースを出展

 

 

平成29年11月9日(木)・10日(金)の2日間、札幌のアクセスサッポロにおいて開催された北海道最大級のビジネスイベント第31回「ビジネスEXPO2017」に、今年もグローカル戦略推進センター(CGS)産学官連携推進部門が中心となり展示を行いました。

今年の展示は、CGS産学官連携推進部門の取り組みとして4枚のパネルを用意し、(1)企業や起業志望者向けのプロフェッショナル相談サービス「ビジネスサポート」の紹介、(2)「地域連携事業」として地(知)の拠点整備事業等の紹介、(3)「人材育成事業」として経産省や観光庁の支援による社会人向け人材育成プログラムの紹介、(4)「文理融合事業」として帯広畜産大学や北見工業大学との共同研究等についての紹介を行いました。また、本学発の学生ベンチャー企業として、今年は株式会社AiLLis(市原ゼミ)が参加し、活動紹介を行いました。

当日は、市原ゼミの協力に加え、商大くんが登場したこともあり、ブースには多くの来訪者がありました。

 

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商大くんとゼミ生

李部門長とゼミ生

 

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公開座談会「小樽のひとに学ぶ~手宮の歴史文化とまちづくり~」を開催

 

 

平成29年11月14日(火)、文部科学省地(知)の拠点整備事業(COC)の一環として、小樽市錦町の飲食店「おたる千成」にて、公開座談会「小樽のひとに学ぶ~手宮の歴史文化とまちづくり~」を開催しました。

この座談会は、学生が小樽および後志地域の昭和30〜40年代の歴史・社会・風俗・文化に詳しい市民にインタビューを行い、記事にまとめることを目的に実施した、「小樽・後志のひとに学ぶ」プロジェクトの第2弾・手宮編です。手宮地区は古くから漁業、商業、北海道の鉄道発祥の地として繁栄し、小樽発展の原点となった地域であり、同地区の住民と本プロジェクトに参加した学生が座談会により意見交換することで、地域の魅力を再発見し、今後のまちづくりに活かす方法について議論しました。

5人のパネラーからは、手宮の特徴、かつての繁栄の様子、小樽商大生との関わり、大学に期待すること等が語られ、学生からは、授業やサークル、アルバイト等、手宮地区での活動について、学生の視点からみた手宮の魅力と課題などが語られました。参加した定員を大きく上回った約90名の市民らは熱心に耳を傾け、各自の視点から手宮の魅力や意見を述べました。

参加者からは、これからも学生と大学が地域と係わっていくことへの期待、今後も様々なテーマ、人物を取り上げ、他地区で開催してほしいといった要望が多数寄せられ、会場は多いに盛り上がりました。

 

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座談会の様子 学生のトーク

 

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3大学共同教育プログラムを開催

 

平成29年11月18日(土)・19日(日)【第1クール】、12月9日(土)・10日(日)【第2クール】に、室蘭工業大学、札幌市立大学と連携し、3大学共同教育プログラムを実施しました。本共同教育プログラムは、一般的には分野の異なる「ビジネス」「工学」「デザイン」を専門とする3大学の大学院生・学部生による、「分野横断的な発想による、製品開発・商品開発プロジェクト(ProjectBased Learning:PBL)」を通じて、相互に学び合い、専門分野に囚われない「柔軟で分野横断的な発想」ができる人材育成を目指し、今年度、新たな取り組みとして実施しました。

今回は、3大学の特徴を融合できるテーマとして、「小樽を舞台としたガラス産業」を題目にしたプロジェクトテーマを立ち上げ、3大学の学生が混在したグループで『ガラス製品の開発』に取り組みました。

工場見学、小樽市内のフィールドワークの後、株式会社深川硝子工芸様、石屋製菓株式会社様、各大学教員からの講義、グループディスカッション・成果発表を行いました。

今後は、ガラス製品の試作を目指した取組を行います。

 

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フィールドワークの様子 グループディスカッションの様子
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デザイン案を検討する様子 成果発表の様子

 

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清水町アグリビジネススクール(中級編)を開催

 

平成29年11月24日(金)、十勝清水町役場において、本学や帯広畜産大学等が共催する清水町アグリビジネススクール(中級編)開講式と第1回講座が開催され、受講者と本学留学生含め32名が受講しました。開講式には清水町阿部町長や本学和田学長も駆けつけ、阿部町長は「TTP、EPAなど農業は更に大事な局面を迎えていく中、対策や基礎を学び6次産業等をやっていくことで将来の清水町農家の安定に繋がっていくのではないか」と話され、また和田学長は「日本の社会は大きな変革を遂げ、人工知能やIoTなどデータを使ったビジネスが非常に普及している。18歳人口が減少している中、どんな産業や事業でも環境は変わっていく。いつも学び続ける気持ちを持つことが大事」と受講者を激励しました。

本事業は、清水町の農業経営力の向上と次世代を担う農業人材の育成を図ることを目的として、農業経営の基本となる知識の習得やビジネス感覚を高めるための講座及び情報交換の機会を提供するものです。

今年度は2年目となり、昨年度開催の初級編の講座内容を踏まえ、更に発展させた講座内容とし、講座を6回開催します。第1回目は本学の船津秀樹教授が「消費者から見た清水町の農業」と題して講演を行いました。グループワークではお互い似顔絵を描き合うというユニークな自己紹介方法により受講生と留学生も打ち解け、清水町で作られているじゃがいもを使用したポテトチップス、牛肉、グリンめん3つの食材を使用して、若者が食べやすい札幌圏で提供できるディッシュを考えるというテーマでグループディスカッションを行いました。第2回は、「最新農業機械の活用事例について」株式会社ニコン・トリンブルが講義を行い、第3回「組勘データから見える経営分析について」、第4回「土づくり(1)リン酸吸収係数と有効態リン酸」、第5回「土づくり(2)家畜ふん尿と堆肥の有効利用」は、帯広畜産大学が講義を行い、第6回「ブランド化への取り組み」は本学の猪口純路教授が講義を実施します。

 
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和田学長挨拶 受講生・留学生の皆さんと

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北海道財務局による講演を実施

 

平成29年11月30日(木)、本学において、北海道財務局による講演を実施しました。

本学と北海道財務局は、平成27年2月に包括連携協定を締結して以来、地域経済の活性化や人材育成等において連携しています。

今回の講演は、この包括連携協定に基づく取組の一つとして、学部学生を対象に商学部経済学科の天野大輔准教授が担当する「財政学」の講義の中で行われました。

講演では、本学の卒業生である北海道財務局の杉澤達也氏(管財部管財総括第一課国有財産総括専門官)が、「最近の財政状況等について」というテーマで講師を担当しました。

講演の前半には、杉澤氏自身の学生時代の話やこれまでの業務経験、北海道財務局の紹介などが行われ、後半には、最近のわが国の財政状況について、多くのデータに基づき解説が行われるとともに、財政上の課題、国の政策等について、杉澤氏の個人的な関心事項も交えて紹介されました。

参加学生からは、積極的な質問が寄せられるとともに、講演後のアンケートでは、「国の財政状況への理解・関心がより深まった。」「社会保障費の増大に驚いた。」「就職活動に向けて財務局の仕事に非常に関心を持てた。」等の感想が寄せられ、学生にとって有意義な講演となりました。

 

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講演の様子

    

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「北の四大学-ビジネスシーズの可能性-」を開催

 

平成29年12月17日(日)、グローカル戦略推進センター産学官連携推進部門では、文理融合事業の一環として、昨年度に引き続き、北海道内の専門分野の異なる、北見工業大学、帯広畜産大学、公立はこだて未来大学と本学による、「北の四大学-ビジネスシーズの可能性-」を開催しました。

今回の北の四大学発表会は、学生が大学独自の活動や特徴的な研究について発表することで、多様な価値観を相互に学びつつ大学間の連携を深めること、産学官連携によりビジネスシーズを探索し地域の活性化に貢献することを目的に開催されました。

4回目の開催となった今年度は、初めての試みとして、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)で行われました。公共のオープンスペースということで、年齢、業種の異なる様々な人達に向け、自分達の研究を話す機会を得ることができ、コミュニケーション能力や社会性の向上も図られました。

和田学長の挨拶では、「北海道内4つの単科大学で専門的に勉強した学生達が異分野交流によってビジネスや起業への関心を高め、北海道の経済を支えてくれる人材を育てていきたい。私達の試みが少しでも北海道に貢献できたら」と熱い思いを語られました。

発表会では、各大学4回ずつ5分間のスピーチ時間が与えられ、学生達は個々に自分達の研究成果をプレゼンしていきました。展示スペースには、各大学を紹介する動画や、研究成果を紹介したパネル、キャラクター等も展示され、通行途中に足を止める方も多く見られました。

一日を通して来場者は、およそ1,500名を超え、学生にとって大変有意義な経験となりました。

 

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小樽商科大学の発表 公立はこだて未来大学の発表
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帯広畜産大学の発表 北見工業大学の発表
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集合写真

 

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「NIKI Wine Seminar 仁木のワインがもたらす未来を語る」を開催 

 

地(知)の拠点整備事業(COC)の一環として、仁木町、株式会社JTB北海道、北海道大学大学院農学研究院と連携し、「NIKI Wine Seminar 仁木のワインがもたらす未来を語る」を開催しました。

本セミナーでは、国内外のワイン醸造家から注目を集める仁木のこれからと、仁木産ワインの様々な可能性と未来について、フランスの有名ワインナリーの若き当主・セルヴァン氏の講演と有識者とのパネルディスカッションを通じて考えました。

 

【日 時】 平成29年11月14日(土)13:30~16:00

     (開場13:00)

 

【場 所】 仁木町民センター

     (余市郡仁木町西町1丁目36-1)

     

【参加費】 無料

 

【定 員】300名(先着順)

 

【プログラム】

(1)基調講演「シャブリの国際ブランディング戦略」 

    講師:フランソワ・セルヴァン氏

(2)パネルディスカッション「ワイナリー候補地としての仁木町の可能性」

    パネリスト:フランソワ・セルヴァン氏(シャブリ・グランクリュ協会設立者)

    プラート・カロラス氏(小樽商科大学教授(国際マーケティング)

    小林 国之氏(北海道大学大学院准教授)

    佐藤 聖一郎氏(仁木町長)

    石川 和則氏(NIKI Hillsヴィレッジ代表)

    進行:鹿取 みゆき氏(フード・ワインジャーナリスト、信州大学特任教授)

 

主    催:仁木町

事業主体:株式会社JTB北海道

後    援:国立大学法人小樽商科大学、国立大学法人北海道大学大学院農学研究院

 

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大学院アントレプレナーシップ専攻オープンクラス(公開授業)を開催

 

大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻オープンクラス(公開授業)を、下記のとおり開催しました。

 

【日 時】 平成29年11月4日(土)~12月1日(金)

【会 場】 本学札幌サテライト

    

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大学院アントレプレナーシップ専攻入試説明会を開催

 

大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻平成30年度入試の入試説明会を、下記のとおり開催しました。

 

日時

会場

内容

平成29年11月4日(土)

18時10分~19時10分

本学札幌サテライト

・概要説明 

・入試説明

・修了生からの

 メッセージ

・受験相談

平成29年12月20日(水)

19時00分~21時00分

本学札幌サテライト

・概要説明 

・入試説明

・模擬講義

・修了生からの

 メッセージ

・受験相談

 

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第20回OBSフォーラムを開催

 

第20回OBSフォーラムについて、下記のとおり開催しました。

 

【講演者】エコモット株式会社 代表取締役 入澤 拓也 氏 (OBS 5期生)

【テーマ】創業、OBS、上場までの軌跡 ~IoTで社会インフラを作る会社の挑戦~

【日 時】平成29年11月29日(水)19:00~20:40 (開場:18:30)

【会 場】ACU-Y大研修室Y0313(読売北海道ビル3階)

     札幌市中央区北4条西4丁目

【定 員】150名(入場無料・事前申込制)



					
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本気プロ学生と市立小樽図書館の連携企画「聖樹のパン」企画展を開催

 

本気プロ学生が、市立小樽図書館と連携し、小樽が舞台の漫画「聖樹のパン」企画展を開催しました。本気プロとは、小樽商科大学の正課科目で、「商大生が小樽の活性化について本気で考えるプロジェクト」の略称です。

今回は、「市立小樽図書館と連携したコンテンツツーリズムの推進」チームが、小樽の架空のベーカリーショップを舞台にした漫画「聖樹のパン」の認知度向上を目指して、市立小樽図書館と連携して企画しました。

 

【日 時】 平成29年12月2日(土)~23日(土)

 

【場 所】 市立小樽図書館(小樽市花園5丁目1-1)

 

【特 典】先着200名様にシェルブールの一番人気パン、ミルキーフランス無料券配布

 

【内 容】

 ・聖樹と小樽のつながりクイズ

 ・聖地巡礼&パン屋さんマップ

 ・聖樹君等身大パネル

 ・作者サイン色紙、ネーム

 ・パンに関する本 など

 

【お問い合わせ先】

 小樽商科大学グローカル戦略推進センター教育支援部門 

 TEL:0134-27-5240

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【関連リンク】

 本気プロFacebook https://www.facebook.com/oucmaji/

 聖樹のパンHP http://www.square-enix.co.jp/magazine/yg/introduction/masakino/

 

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「小樽ご当地アプリで遊んで景品をもらおう」を開催

 

 

社会情報学科・原口ゼミが「小樽のご当地アプリで遊んで景品でもらおう」イベントを開催しました。

原口ゼミでは、「たるあるき」「オタルトンパズル」という、小樽のご当地アプリを開発し、アップル社のApp Storeおよびグーグル社のGoogle Play で11月に公開しました。(無料)

そこで、12月17日(日)、これらのアプリを用いた景品交換イベントを、小樽市内で実施しました。アプリをダウンロードして、小樽に関するクイズやパズルを解き、クーポンを獲得すれば、運河プラザ内のブースで景品と交換できるイベントでした。(先着100名)

 

【日 時】 平成29年12月17日(日)10:30~13:00

     (景品がなくなり次第終了)

 

【場 所】 案内ブース JR小樽駅

      景品交換  小樽市観光物産プラザ(運河プラザ)

           (小樽市色内2丁目1-20)                                  

 

【アプリ】 たるあるき(小樽に関するクイズアプリ)

      オタルトンパズル(小樽地域のキーワードを用いたスケルトンパズル)

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ゆめぽーとライブ第23弾を開催

 

ゆめぽーとライブ第23弾を下記のとおり開催しました。

 

【日 時】平成29年12月5日(火)18:00~19:30

 

【会 場】小樽商科大学附属図書館

     2階閲覧室 教育情報発信・地域連携スペース 

 

【講 師】高野 宏康 氏

     小樽商科大学グローカル戦略推進センター(CGS)

     地域経済研究部 学術研究員

 

【演 題】「物語」で読み解く 小樽の歴史的建造物

 

【参加費】入場無料

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平成29年秋の叙勲 神田孝夫名誉教授が受章

 

平成29年秋の叙勲が発表され、本学関係者から神田孝夫名誉教授が瑞宝中綬章を受章されました。

神田孝夫名誉教授の長年に亘る教育・研究等への功績と我国の学術振興の発展に寄与された功績に対し、授与されたものです。

 

受章された神田孝夫名誉教授には、心よりお祝い申し上げます。

 

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次期学長予定者が決定

 

11月15日(水)、和田健夫現学長の任期満了に伴う次期学長予定者の選考が行われ、和田現学長が再選されました。任期は、平成30年4月1日から平成32年3月31日までの2年間です。

和田学長は、11月15日(水)に行われた記者会見で、国立大学には「優れた研究」、「質の高い教育」、「社会貢献」という大きな責務があり、これを果たしながら特徴を出した改革を進めることが大事であり、とりわけ北海道では、それぞれの大学が改革を進め、その中で連携を模索しながら北海道の発展に寄与することを通じて、責務を果たし社会の要請に応えることができると述べました。

そして、北海道経済の発展に寄与するグローカル人材の育成を実現するため、「教育カリキュラムの改革」、「産学官連携の推進」、「教育方法の開発」の3つの戦略を着実に実行していくとの抱負と決意を語りました。

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出版会より『七仙人の名乗り インド叙事詩『マハーバーラタ』「教説の巻」の研究』が出版

 

小樽商科大学出版会より、研究叢書第4段となる、中村史(本学教授)単著『七仙人の名乗り インド叙事詩『マハーバーラタ』「教説の巻」の研究』が刊行となりました。

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【関連リンク】

 論創社 本書紹介

http://ronso.co.jp/book/%E4%B8%83%E4%BB%99%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%90%8D%E4%B9%97%E3%82%8A/

 小樽商科大学出版会

 https://www.otaru-uc.ac.jp/cgs/rsd/?page_id=71/#press

 

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小樽商科大学フォトコンテスト「北に一星」の受賞作品が決定

 

公式ブログ「商大くんがいく!」の10周年特別企画として、小樽商科大学フォトコンテスト「北に一星」を実施し、ご応募いただいた46作品の中から、受賞作品が決定しました。

 

【募集テーマ】

 小樽商科大学の魅力や学生・教職員の活き活きとした瞬間が伝わる写真

 

【募集期間】

 平成29年7月26日(水)~平成29年10月31日(火)

 

【賞】 

 学長賞

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女性応援団長応戦状を読み上げる

 

 副学長賞

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北に一星あり

小なれどその輝光強し

Smile No. 1 いよいよ演舞開始

 

 ブログ賞

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THINK GLOBAL Start Position Turn Blue
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宝箱 地獄坂の赤  

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平成29年11月主要日誌

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平成29年12月主要日誌

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