シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 言語・文学特別講義(英米文学I)
担当教員(所属)/Instructor 高橋 優季 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2021年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 5
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2021/02/19
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
今年度、本講義では20世紀戦後に書かれたファンタジー小説の金字塔、J.R.R.トールキンによる『指輪物語』(1954-55)を読みます。 
また、その前置きとして『ホビットの冒険』(1937) を読みます。

作品を丁寧に読み、英文のリーディングのスキルだけでなく現代文学の一ジャンルとして確立されているファンタジー文学を読む意義についても考えを深めていただきます。
達成目標
/Course Goals
現代の私達読者が、異なる時代に外国語で書かれた文学を読む時に必ず要求される作業として、一つ一つの語の意味をたとえ自分が「分かり切っている」と思っているはずの英単語でも改めて確認しながら読み進めることが重要です。そうすることで、正確かつ丁寧に英文を読めるようになることが第一の目標です。

また、個々の作品に関連する作者トールキンによる挿絵や絵画、2003年に大ヒットとなった一連の映画などの視覚表現とテキスト解釈との相互関係についても探究・考察を深めることも第二の目標として取り組んでいきます。
授業内容
/Course contents
以下のテーマと共に作品を読んでいきます。

1週目 『指輪物語』概要について

2週目  ホビットとは、その生態。「中つ国」の歴史 

3週目 作者トールキンについて 

4週目 第一部『旅の仲間』 その1 

5週目 第一部『旅の仲間』 その2 

6週目 第一部『旅の仲間』 その3 

7週目 第一部『旅の仲間』 その4 

 (以上、3部作のうち1部作分) 

8週目 第二部『二つの塔』その1 

9週目 第二部『二つの塔』その2 

10週目 第二部『二つの塔』 その3 

(以上、三部作中2部相当)


11週目 第三部『王の帰還』 その1 

12週目 第三部『王の帰還』 その2

13週目 第三部『王の帰還』 その3

14週目 第三部『王の帰還』 その4 

(以上、三部作中最終部)

15週目 ホビットたち(主人公)のその後について。

事前学修・事後学修
/Preparation and review class
[事前学習]
予習は絶対必要。予め授業で扱うと決められたテキストや資料を、まずは自分で読んで内容を把握してくること。分からない単語なども全て調べてくる。

[事後学習]
各自で復習する。授業のなかで受けた説明をもとに、文法的理解として不足だった部分を見直すことが重要。新しく覚えた単語やフレーズなども、発音と共に繰り返し見て書き取り直し、声に出して読み直すことで知識として定着させる。
使用教材
/Teaching materials
授業内で指示します。補足教材としてのプリントなども増えます。
成績評価の方法
/Grading
レポート提出評価(70%。回数と提出時期など詳細は授業で指示します。)

予習と参加状況(30%。出席回数ではありません※)
※受け身になって一方的に聴講するのではなく、意見や質問を述べていただけるような積極的な参加を参加状況として評価いたします。
成績評価の基準
/Grading Criteria
AA(秀)90~100
A  (優)80~89
B (良)70~79
C  (可)60~69
D  (不可)0~59
履修上の注意事項
/Remarks
授業には全体の三分の二相当は出席してください。三分の一欠席すると不可ということです。(公欠、病欠などの相談は応じます)
授業開始より20分以上後の入室は遅刻とみなします。遅刻3回で欠席一回分としてカウントします。(やむを得ない理由で遅れた場合は事後報告で良いので説明してください)
授業中に無断で教室を出入りすること、許可なく携帯電話やスマートフォンを使用すること、教室最後列から着席すること、寝ることは禁止します。これらの禁止事項を行う場合は、受講拒否とみなします。
辞書はできるだけ持参しましょう。
実務経験者による授業
/Courses conducted by the
ones with practical
experiences
該当しない/No
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

科目一覧へ戻る