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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 情報機器概論
担当教員(所属)/Instructor 金子義之 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 教職科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 火/Tue 4
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/02/26
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
社会では、情報化の進展に主体的に対応するため、広く普及し多くの活動の場面で利用されている情報機器(以下、ICT機器と記載)の活用など、情報及び情報技術の活用能力を育成することが求められている。教育現場でも教育環境や教育機器は多様化しており、特にICT機器は、その種類も多く、また進化も進んでいる。このような中、教員は授業中はもちろん、校務全体で適切にしかも効果的に活用することが望まれる。
そこで、本科目の履修を通して、ICT機器を教育でもビジネスでも様々な環境で活用でき、特に学校現場では自ら進んで教科指導や校務処理等で積極的、効果的に活用することができるようになる。更にICT機器の有用な活用方法と、ICTに関する知識や各種ソフトウエアの習得、そして情報化社会での情報技術が果たしている役割や影響を理解する。そして、学校や、職場等において、ICT機器やソフトウエアなど、他者にその取扱方法や操作方法、活用方法をわかりやすく説明し、効率的に活用してもらう、ICT活用指導力の向上なども目的となる。
なお、ソフトウエアの活用も含め、入門から応用分野にまで結び付くような、有用で深い内容を予定している。また、講義は基本的に実習の形式をとるが、座学による講義の形式も随時取り入れる。更に、内容によって既に進んだ知識・技能を持っている学生については個別に課題を設定する。
達成目標
/Course Goals
本授業は、情報機器(パソコンを中心に)を活用して様々なコンテンツを作成する上で、有用なソフトウエアを利用し、ICT機器全般に関する知識、操作方法を理解・修得し、自らも積極的にICT機器を様々な活動の場で活用できようになることを目標とする。
授業内容
/Course contents
ICT機器・視聴覚機器を使用した実習形式、講義形式、そして一部問答などの対話形式で授業を実施する。学生は情報機器を使用した実習中心に、下に示してある内容を学習する。なお講義の状況に応じてテーマを多少変更する場合がある。
第1回 オリエンテーション
第2回 社会の情報化と北海道の「教育の情報化」
第3回 ICT機器を活用した表現方法とメディアの種類とその特性
第4回 ネットワーク活用とコミュニケーションの基礎
第5回 文書による表現
第6回 ICT機器 (プリンタなど周辺機器の) の活用
第7回 図解の効果的活用と表現
第8回 画像の効果的活用と表現
第9回 スプレッドシートの活用
第10回 Officeソフト(Office suite)の活用
第11回 Officeソフトに備わっている様々なツールの効果的活用
第12回 プレゼンテーションツールの活用
第13回 マルチメディアコンテンツとデジタル教科書
第14回 ICT機器の発達と教育・生活に及ぼす影響について
第15回 ネットワーク社会の情報発信と、問題点(情報の管理と運用)
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
 
使用教材
/Teaching materials
ハンドアウトをその都度用意する。参考図書・文献については下記の【参考書等】を参照すること。その他、その都度紹介する。
成績評価の方法
/Grading
基本的に全出席が前提である。実習が中心となる科目であるため、試験は実施しない。
評価の方法は実習での提出物、レポート等の提出物の内容等を中心とし、その他自己評価も重視する。また、最近のICT機器の活用や教育事情について、しっかりと関心を持ち、ICT機器や情報通信ネットワークなどを活用して実習したか。そして、講義参加姿勢(欠席、遅刻、早退を含む)等も含め、学習活動のすべてを観点別(関心・意欲・態度、思考・判断・表現、技能、知識・理解)に分類し、下記の成績評価基準により総合的に評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
概ねレポートは20%、課題は30%、思考の深さ・判断の的確性・表現の適切性は20%、意欲・態度・協働性・積極性(意見・質問等)は30%として数値化する。
・秀(100%~90%) 講義の内容について秀でた理解力を有し、その都度実施する課題・レポート等(意見・質問等も含む)への取組が秀でている。
・優( 89%~80%) 講義の内容について優れた理解力を有し、その都度実施する課題・レポート等(意見・質問等も含む)への取組が優れている。
・良( 79%~70%) 講義の内容について理解力を有し、その都度実施する課題・レポート等(意見・質問等も含む)への取組が良い。
・可( 69%~60%) 講義の内容について基本的な内容について理解力を示し、その都度実施する課題・レポート等(意見・質問等も含む)へ取り組んだ。
・不可( 59%~0%) 講義の内容について理解が不十分で、その都度実施する課題・レポート等(意見・質問等も含む)への取組も不足している。
履修上の注意事項
/Remarks
・本授業ではICT機器を使用するので、事前に学内ネットワークのID及びパスワードを確認し、大学から付与されるメールアドレスを必ず用意すること。

【参考書等】
「高等学校学習指導要領」(平成21年3月・文部科学省)
<http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/30/1304427_002.pdf>
「教育の情報化に関する手引」(平成22年10月・文部科学省)
<http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/1259413.htm>
北海道の「教育の情報化」
(平成21年3月・北海道立教育研究所附属情報処理教育センター)
<http://www.ict.hokkaido-c.ed.jp/ict/cn21/d_1.html>
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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