シラバス参照

授業基本情報
授業概要情報

科目名／Subject	情報科教育法ＩＩ
担当教員（所属）／Instructor	金子義之 (商学部)
授業科目区分／Category	昼間コース　教職科目
開講学期／Semester	2018年度／Academic Year 　後期／Fall Semester
開講曜限／Class period	水/Wed　3
対象所属／Eligible Faculty	商学部／Faculty of Commerce
配当年次／Years	2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2
研究室番号／Office
オフィスアワー／Office hours

更新日／Date of renewal

2018/02/26

授業の目的・方法
／Course Objectives and method

情報科教員として必要な，教科指導上の基礎的知識及び教科・科目の内容を、学習指導案の計画・作成・評価等、模擬授業の実施と評価等を通して理解・修得する。情報科の目標を見据え，社会の変化に対応する資質や能力の育成を目指す情報教育はいかにあるべきかを考察する。
模擬授業では各回のテーマに基づき実際の学校現場における授業を想定し、発表形式により思考・考察、意見交換、発表等そして、評価までの一連の活動を行う。学生自ら主体的・対話的で深い学びを実現するため、テーマに関連する事項に関して今求められている学習方法や取組等を取り入れ、特に情報機器の積極的活用の必要性を意識して模擬授業を行う。

達成目標
／Course Goals

本授業は、情報科の各科目の内容を深く理解し，具体的な授業場面を想定した授業設計を行うため、その学習指導案の作成と評価，模擬授業の実施と評価等を通して，共通教科情報科の指導法がいかにあるべきかを考え、身に付けることができるようになる。
情報科教員として必要な，教科指導上の基礎的知識及び教科・科目の内容と、学習指導案の計画・作成・評価等、模擬授業の実施と評価等を通して理解・修得する。そして，情報科の目標を見据え，社会の変化に対応する資質や能力の育成を目指す情報教育はいかにあるべきかを考察すし、理解することができる。

授業内容
／Course contents

第１回：学習指導案作成と、ICTを活用した効果的教材の作成（１）・デジタル素材
第２回：学習指導案作成と、ICTを活用した効果的教材の作成（２）・デジタルコンテンツ
第３回：授業のための効果的なプレゼンテーション方法（１）・デジタル素材の活用
第４回：授業のための効果的なプレゼンテーション方法（２）・ハード・ソフトウエアの活用
第５回：年間指導計画，単元別指導計画，学習指導案，指導ノートの作成
第６回：模擬授業～学習指導案の作成と実践・授業観察（１）・科目「社会と情報」の分野
第７回：模擬授業～学習指導案の作成と実践・授業観察（２）・科目「社会と情報」の分野
第８回：模擬授業の評価と反省（効果的な指導方法）
第９回：模擬授業～学習指導案の作成と実践・授業観察（３）・科目「情報の科学」の分野
第10回：模擬授業～学習指導案の作成と実践・授業観察（４）・科目「情報の科学」の分野
第11回：模擬授業の評価と反省（効果的な指導方法）
第12回：学習目標の設定と単元の評価規準について
第13回：観点別学習状況の評価について
第14回：社会の変化に適応する情報教育と学校運営（キャリア教育）
第15回：課題の作成とまとめで授業を実施する。
なお講義の状況に応じてテーマを多少変更する場合がある。

事前学修・事後学修
／Preparation and review class

使用教材
／Teaching materials

「高等学校学習指導要領」(平成21年３月・文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/index.htm
「高等学校学習指導要領解説情報編」文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1282000.htm
その他、ハンドアウトをその都度用意する。また、参考図書・文献については下記の【参考書等】を参照すること。

成績評価の方法
／Grading

講義の内容について、どの程度理解し、その都度実施するレポート等へどの程度取り組んだか、また、最近の教育事情とICT機器の活用について、どの程度関心を持ち、ICT機器や情報通信ネットワークなどをどの程度適切に活用できるかを下記の規準で数値化する
中でも、模擬授業の内容を中心に、そのための準備資料や反省資料、課題等の提出内容を評価し、自己評価等も重視する。その他、講義参加姿勢（欠席、遅刻、早退や関心・意欲・態度）等も含め、学習活動のすべてを観点別(思考・判断・表現、技能、知識・理解)に分類し、下記の成績評価基準により総合的に評価する。定期試験は実施しない。

成績評価の基準
／Grading Criteria

なお、概ね模擬授業の直接的内容を40％とし、それに関わる課題を30％、思考の深さ・判断の的確性・表現の適切性（15％）、意欲・態度・協働性・積極性15％として数値化する。
・秀（100%～90%）　模擬授業に関わり、教材準備が綿密にされており、指導技術や指導方法を考慮し柔軟かつ的確に実践でき、しっかりと反省し、次に活かすことができる。
・優（ 89%～80%）　模擬授業に関わり、教材準備がかなりされており、指導技術や指導方法を考慮し的確に実践でき、しっかりと反省することができる。
・良（ 79%～70%）　模擬授業に関わり、教材準備がされており、指導技術や指導方法を考慮し実践することができ、反省することができる。
・可（ 69%～60%）　模擬授業に関わり、教材準備がある程度されており、指導技術や指導方法を考慮し実践することができる。
・不可（ 59%～0%）　模擬授業に関わる教材準備、反省等の内容が不十分である。

履修上の注意事項
／Remarks

・本授業ではICT機器を使用するので、事前に学内ネットワークのＩＤ及びパスワードを確認し、大学から付与されるメールアドレスを必ず用意すること。
【参考書等】
「教育の情報化に関する手引」(平成22年10月・文部科学省)
<http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/1259413.htm>
北海道の「教育の情報化」(平成21年３月・北海道立教育研究所附属情報処理教育センター)
<http://www.ict.hokkaido-c.ed.jp/ict/cn21/d_1.html>

遠隔授業
／Online class

□	遠隔授業／Online class

授業情報／Course information