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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 基礎ゼミナール 高橋(周)
担当教員(所属)/Instructor 高橋 周史 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/02/14
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この基礎ゼミナールは,大学で必要とされる論文やレポートの作成方法,およびプレゼンテーションや発表の方法を習得する目的で行う。主な受講者は大学の1年時の学部生を想定しており,今後の学習・研究にスムーズに入っていくために不可欠となるレポートの作成と発表をトレーニングする場として,演習形式による授業を行う。演習は大まかに前半と後半の2部から構成されており,演習の前半(7回程度)では,レポートや発表の基礎的な知識を得るために数冊の図書を輪読する。演習の後半(7回程度)では,前半の演習の知識を駆使して,受講者がテーマを決めて,発表資料を作成したうえで発表や質疑応答を行う。
図書の輪読は,毎回割り当てを決めて担当者に要約を作成してもらい,その内容を簡潔に発表してもらう。なお,輪読する図書については,下記の使用教材を参照してほしい。また,発表の内容については,7回目の演習までに,受講者が関心を持っている分野について自由に選択して,担当教員に知らせることにする。
達成目標
/Course Goals
大学の学習を進めるうえで必要不可欠となる論文やレポートの作成技能,およびプレゼンテーションや発表の技能を,実践を通して習得することが,この演習の達成目標である。半年間の演習を通して,受講者は,課題図書を簡潔に要約して発表することや,自分の関心のある分野についてほかの者にわかりやすくその魅力を伝える工夫をすることを通して,これらの技能を訓練することになる。
授業内容
/Course contents
初回の授業でオリエンテーションを行い,前半(第2回から第8回)の演習で輪読する図書の割当てと,後半の発表の順番を決定する。受講予定者は,必ずオリエンテーションに出席すること。なお,オリエンテーションの時点では,発表テーマの内容を決める必要はない。
課題図書は200頁から250頁ほどの内容であり,2冊分を輪読することを予定している。受講者への割り当ては一人につき30ページ程度であると予想している。各回の担当者を2人として,60頁ずつ課題図書を読み進める予定である。後半のテーマ発表は,受講者の人数に応じて時間を設定する。当面は,30分程度の発表と15分の質疑応答を1セットとして,各回の演習で2セットずつのペースで進める予定である。テーマ発表の内容については,8回目までに,受講者の選択したテーマを全員に伝える。
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
 各回の担当者は,演習の前半では,課題図書の要約をして発表する準備をする必要がある。また,演習の後半では,発表テーマを選択して報告する準備をする必要がある。担当者以外の受講者は,課題図書を精読して,質疑応答に備えることが必要になる。
 演習後の事後学修として,課題図書やほかの受講者の報告を読み直すことを行うとよい。また,演習で身に着けた知識を活用して,ほかの授業等でレポート作成を行うことも,技能を身に付けるための訓練になると思う。
使用教材
/Teaching materials
①戸田山和久『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』(NHK出版,2012)
②石黒圭『論文・レポートの基本』(日本実業出版社,2012)
成績評価の方法
/Grading
受講者は,演習の前半と後半で,各1回ずつ報告をすることになる。無断欠席は演習の進行上,多大な迷惑を与えることになるため,厳禁である。やむを得ない理由により欠席する場合には,できるだけ早く担当教員に連絡すること。担当する報告やレポートの質を30点ずつ(60%),出席や質疑応答など演習に取り組む姿勢を40点(40%)によって評価する。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:レポート作成や発表について,幅広い範囲を十分に理解しており、毎回の演習に積極的に参加した。
優:レポート作成や発表について,多くの範囲を十分に理解しており、ほとんどの演習に積極的に参加した。
良:レポート作成や発表について,基礎的な部分を理解しており、演習に積極的に参加した。
可:レポート作成や発表について,必要最低限の範囲を理解しており、演習に積極的に参加した。
不可:演習を無断で欠席した。また,やむを得ない理由がある場合を除き,3回以上の欠席があった。レポート作成や発表について,必要最小限の範囲を理解しておらず,かつ,演習に積極的に参加する姿勢を示さなかった。
履修上の注意事項
/Remarks
無断欠席は厳禁する。原則として,受講者は毎回の演習に出席する必要がある。演習の進行を妨げるようなマナー違反の行為(ほかの受講者の発表中に大声を出すなど)をしないように注意してほしい。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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