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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 総合科目Ib
担当教員(所属)/Instructor 佐山 公一 (商学部) , 高橋 大洋 (商学部) , 吉田 政弘 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部昼間コース/Faculty of CommerceDay School
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/03/16
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 
 本科目では,みなさんに,①インターネットやSNSを上手に使えるようになってもらいます。小樽で②フィールドワーク(取材)を行ってもらい,小樽の情報を③「おたるくらし」Facebookページに掲載できるようにします。授業内容のところで,①,②,③を詳しく説明します。

 総合科目Ⅰaと本科目(総合科目Ⅰb)はどちらか一つの科目だけ,とることができます。
 
達成目標
/Course Goals
 
 本科目を履修することによって,みなさんは次のことができるようになります。
● 「小樽」のことを誰かに語ることができるようになります。
● 誰にどのように伝えるかを意識した文章が書けるようになります。
● インターネットやSNSの活用に必要な,基礎的知識が身につきます。
● より良く,インターネットやSNSを使えるようになるために,自分に何が必要か,みなさん一人一人の課題を把握できるようになります。
● インターネットやSNSを経由したコミュニケーションを,自信をもってかつ安全にできるようになります。
 
授業内容
/Course contents
 
①インターネットメディアを上手に使う
 将来社会に出ると,職場からは当たり前のように,SNSを含むインターネットを「活用」する力が期待されます。また,大学生としての学習や卒業研究はもちろんのこと,就職活動を進めるときにも,インターネットの活用力は必須です。すでにスマートフォンやLINEを日常的に使っている人は多いでしょう。ですが,活用とまで言われるとどうでしょうか。本科目では,インターネットやSNSを用いた,効果的な情報の収集・発信の技術について学びます。
 みなさんは,中学生や高校生のときに,学校で「安全な利用のためのルールやマナー」や「ネットでしてはいけないこと」を教わってきたと思います。ここでは,そうしたことがらを整理して,その背景にある,インターネットメディアの特性,ネット利用者の心理とネット上のコミュニケーション行動,さらには,ネット上の情報流通のプラットフォームとしてのSNS運営事業者の行動などについて,身近に起こった事例を交え,学んでいきます。

②フィールドワークを行う
 SNSから発信するテーマを,大学を出て探してもらいます。小樽をフィールドワークの場所と考えて,小樽の隠れた観光情報を自分で取材します。まだ知られていないけれど,行ってみる価値がある,と思える場所を見つけてください。すでに知られている小樽の有名な場所でもかまいません。人が違えば,見方も変わります。また,同じ人でも季節や時間が変われば見方は変わります。フィールドワークを通して知りえた小樽の写真を撮って,その場所を800字前後の文章にまとめてもらいます。フィールドワークは,グループで出向いてもかまいません。ただし,写真と文章そのものは,一人ひとりがそれぞれ撮って,書き、提出してください。同じ写真や文章は不可の評価にします。

③Facebookページに掲載できるようにする
 演習の時間を複数回設け,演習の時間の中で,フィールドワークをして得た文章をFacebookページの記事(写真と文章)に出せるように,仕上げてもらいます。みなさんに書いていただいた記事の中で良いものは実際に「おたるくらし」Facebookページ https://www.facebook.com/OtaruClass/ に掲載します。掲載されると1万人以上の人に読んでもらえます。思わぬコメントがつくこともあります。

 具体的な授業内容は以下のようになっています。この他に演習の時間があります。

● デジタル機器,インターネット,言葉,映像を使ったコミュニケーション(佐山担当)

【SNSを活用するための知識と技能】(高橋担当)
● メディアとしてのインターネット(従来メディアとの違い)
● インターネットメディアはなぜ無料なのか(われわれ利用者は「お客様」か)
● インターネットメディアの持つポテンシャル(活用の可能性)
● インターネットメディアの特殊性(日常感覚とのズレについて知る)
● インターネットメディアによる情報収集の技術(魅力と注意点)
● インターネットメディアによる情報発信の技術(人間の心理の理解や手段選び)
● 地域の課題解決へのメディア活用実践(「おたるくらし」Facebookページの運営の理解)

【地域(小樽)を発信するための知識と技能】(吉田担当)
● メディアを通した「小樽」の伝え方の実例
● 小樽のブランディング
● 小樽を知る:小樽の過去と現在
● 小樽の何を書くか?
● 小樽ブランドの伝え方
● Facebookでの記事の書き方
 
使用教材
/Teaching materials
 
『学生のためのSNS活用の技術 第2版』(佐山編著,高橋・吉田著)講談社刊(2018年2月)
資料を配布することもあります。
 
成績評価の方法
/Grading
 期末試験の結果,「おたるくらし」Facebookページの記事提出内容,講義出席状況にもとづいて評価します。
成績評価の基準
/Grading Criteria
 
 フィールドワークができて,アウトプットが出せれば(「おたるくらし」Facebookページ向けの写真と文章が作ることができれば)合格ライン(可以上)とします。授業とフィールドワークを楽しんで良い写真と良い文章が書ければ,それに応じて秀,優,良をとることもできます。
 
履修上の注意事項
/Remarks
 毎回出席して,授業と演習,それにフィールドワークを楽しんでください。
リンク先ホームページアドレス
/URL of syllabus or other information
https://media-literacy.jimdo.com/
備考
/Notes
 総合科目Ⅰaと本科目(総合科目Ⅰb)はどちらか一つの科目だけ,とることができます。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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