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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 文化論
担当教員(所属)/Instructor 谷川 靖郎 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 共通科目
開講学期/Semester 2018年度/Academic Year  前期/Spring Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 4
対象所属/Eligible Faculty
配当年次/Years 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2018/02/28
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
本講義は、古代インドにおける呪術・精霊信仰の紹介を通じて、異文化の理解、さらには自らが属する文化への理解を深めることを目的とする。特に、仏教文献に伝えられる鬼神の信仰を取り上げ、憑依や悪霊祓い、ゾンビなど、ファンタジー文学に登場するような呪術・精霊の世界と、反呪術的宗教として始まった仏教との対決・交渉などの様相を探っていく。適宜、日本を含む他の地域・時代の呪術・宗教思想も紹介し、比較を行っていく。
達成目標
/Course Goals
社会の中で呪術や宗教が果たしてきた役割や意味を理解し、説明できること。
一見荒唐無稽な怪異の世界から、異文化や現代社会にも通じる普遍的な意義を発見できること。
授業内容
/Course contents
オリエンテーション
資料の扱いについて
ヴェーターラ(屍鬼):生ける死者の使役
アータヴァカ(曠野鬼神):夜叉と種族社会
ナーガ:他者とトーテミズム
六道輪廻:餓鬼道と畜生道
憑依と悪霊祓い
異人と呪術
結び:仏教・呪術・精霊信仰
事前学修・事後学修
/Preparation and review class
レポートの資料として最低一冊の本は読んでもらうことになります。
妖怪や鬼、魔女など、各自の興味に応じて、その実態や歴史的背景などを扱った書籍・論文にどのようなものがあるか、あらかじめ調べておくと役立つでしょう。
使用教材
/Teaching materials
毎回、資料を配布します。
成績評価の方法
/Grading
レポートによる。テーマ及び形式については講義中に指示します。
成績評価の基準
/Grading Criteria
与えられたテーマを理解し、その内容を過不足なく説明できていること(可)。
その上で、適切に資料をまとめ、自らの理解を明確に表現できていること(良〜優)。
さらに、独自の視点で論を展開できていること(秀)。
履修上の注意事項
/Remarks
特になし
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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