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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/17 現在

科目名/Subject 現代の数学I
担当教員(所属)/Instructor 後藤 良彰 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 専門共通科目
開講学期/Semester 2017年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office 後藤 良彰(357)
オフィスアワー/Office hours 後藤 良彰(火曜日 4・5 講目 (できるだけ事前にメールで連絡すること))
更新日/Date of renewal 2017/02/22
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
複素数ならびに複素数を変数とした関数(複素関数)は、現代数学において必要不可欠な概念となっており、実数の枠組みにおける計算にも応用がある。
本科目では、複素数と複素関数の基礎を学習する。代数・幾何・解析といった複数のアプローチにより、複素数を普段扱っている「数」と同様に捉えられるようになることを目標とする。
達成目標
/Course Goals
・複素数の基本的性質を理解し、実数との類似点及び相違点を認識する。
・これまで扱ってきた関数が、複素数の世界でどう扱われるか理解する。
授業内容
/Course contents
前半 : 複素数と複素平面
・複素数の基本的性質
・複素平面
・リーマン球面と無限遠点
・1次分数変換

後半 : 複素関数とその微分法
・複素関数としての初等関数
・複素関数の微分と正則関数
使用教材
/Teaching materials
特に教科書は指定しない。必要に応じてプリントを配布することもある。
参考文献として、以下を挙げておく。
・片山孝次「複素数の幾何学」岩波書店
・野口潤次郎「複素数入門」共立出版
・志賀浩二「複素数30講」朝倉書店
成績評価の方法
/Grading
・試験  70%
・出席と小テスト(レポートに替える可能性もある)  30%
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀(100〜90): 複素数及び複素関数について秀でた理解力を示し、様々な学問に応用することができる。
優(89〜80): 複素数及び複素関数について優れた理解力を示し、計算問題や証明問題を解くことができる。
良(79〜70): 複素数及び複素関数について良い理解力を示し、計算問題を解くことができる。
可(69〜60): 複素数及び複素関数について理解力を示し、基本的な計算問題を解くことができる。
不可(59〜0): 複素数及び複素関数について十分な理解力を持たず、基礎的な問題を解くことができない。
履修上の注意事項
/Remarks
本学の「数学 I」程度の内容を習得していることが望ましい。
また、行列(2次正方行列でよい)の計算を知っているとなお良い。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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