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授業情報/Course information

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科目名/Subject 基礎法特講I
担当教員(所属)/Instructor 河森 計二 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2017年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 金/Fri 2
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 3年 , 4年
単位数/Credits 2
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2017/06/23
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
 本講義では、「保険法」の講義を行う。
 現代社会では様々なリスクが存在する。こうしたリスクに対処するために必要不可欠な手段として保険がある。一般に「保険に入る」と言われることは、法的には「保険会社との間で保険契約を締結する」ことになるのであるが、保険契約も契約であることから民法に関する契約法一般に従うことになる。しかし、保険特有の性質(たとえば射倖契約性)から民法とは異なる制度あるいは保険法や約款解釈の問題が生じる。本講義では、これら保険法をめぐる諸問題について具体的な事例を紹介しながら解説する。
 授業の方法としては、PowerPointを使用して解説する。また、毎回レジュメを配付して、具体的事例をみんなで考え、参照しながら解説する。
達成目標
/Course Goals
 この講義の履修を通じて、保険の仕組みと保険を取り巻く法制度の基本を身につけることにより、具体的な事例について考え、自分の言葉で説明できるようになることを目的とする。
授業内容
/Course contents
1.保険法とはどのような法律か?
2.保険法の基本(保険とは、保険の分類、保険契約と保険法)
3.保険経営上の原則と保険法特有のルール
4.損害保険契約の内容と諸問題(火災保険、自動車保険、責任保険、被保険利益)
5.生命保険契約の内容と諸問題(死亡保険等、告知義務、受取人変更)
6.傷害保険契約・疾病保険契約の内容と諸問題、その他。
使用教材
/Teaching materials
・教科書
山下友信・竹濵修・洲崎博史・山本哲生『保険法 (第3版補訂版)』(有斐閣、2015年)
・参考書
山下友信・洲崎博史編『保険法判例百選』(有斐閣、2010年)
・その他
講義ではレジュメ等を配付する。
成績評価の方法
/Grading
期末試験の成績により評価する。また、その他、小テスト等を行うことがある。
成績評価の基準
/Grading Criteria
秀:保険法の知識を十分有しており、関連する問題を十分理解した上で、結論を適切に導き出すことができる。
優:保険法の知識を十分有しており、関連する問題を十分理解した上で、結論を導き出すことができる。
良:保険法の知識を十分有しており、関連する問題を理解した上で、結論を導き出すことができる。
可:保険法の知識を有しており、関連する問題を理解した上で、結論を導き出すことができる。
不可:保険法の知識が不十分であり、関連する問題を理解しておらず、結論を導き出すことができない。
履修上の注意事項
/Remarks
種類は問わないので、講義には必ず六法を持参すること。
備考
/Notes
その他、詳細はガイダンスでお話します。
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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