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授業情報/Course information

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科目名/Subject マクロ経済学
担当教員(所属)/Instructor 山本 賢司 (商学部)
授業科目区分/Category 昼間コース 学科別専門科目
開講学期/Semester 2017年度/Academic Year  後期/Fall Semester
開講曜限/Class period 月/Mon 3 , 木/Thu 3
対象所属/Eligible Faculty 商学部/Faculty of Commerce
配当年次/Years 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 4
研究室番号/Office
オフィスアワー/Office hours
更新日/Date of renewal 2017/03/07
授業の目的・方法
/Course Objectives and method
この科目では,経済理論のうちマクロ経済学と呼ばれる領域を講義します。たとえば,
・家計部門の貯蓄は経済の成長に影響をもたらすか。人口の高齢化が進む日本では,これは深刻な問題か。
・デフレーション(物価水準の下落)のもたらす影響は何か。
・不況期に中央銀行が貨幣供給量を増やす理由は何か。
・対外国との取引で,日本の収支が赤字になる(経常赤字)とは,どのような意味か。
このような疑問に対する考え方を紹介します。主に用いる概念は,「家計部門」,「企業部門」,「政府部門」,「中央銀行」,「海外部門」という集計的な経済主体と「財市場」,「労働市場」,「貨幣・債券市場」という集計的な市場です。マクロ経済学はこれらによって経済活動の水準を説明しようとします。
 方法:担当教員による講義(スライド投影を利用する。)
達成目標
/Course Goals
マクロ経済学の基礎理論を修得し,現実の経済現象を理解する能力を身につける。
授業内容
/Course contents
第1週 経済力の指標I
第2週 経済力の指標II
第3週 消費と貯蓄の理論I
第4週 消費と貯蓄の理論II
第5週 投資の理論
第6週 金融と株価I
第7週 金融と株価II
第8週 貨幣の需要と供給 I
第9週 貨幣の需要と供給 II
第10週 乗数理論とIS-LM分析
第11週 マクロ経済政策はなぜ必要か
第12週  財政赤字と国債
第13週  インフレとデフレ
第14週 失業
第15週 オープン・マクロ経済
使用教材
/Teaching materials
教科書:福田慎一・照山博司著『マクロ経済学・入門 第5版』(有斐閣: 2016)
              ISBN 978-4-641-22066-9
参考書:齊藤誠他著『マクロ経済学 新版』(有斐閣: 2016)
              ISBN 978-4-641-05384-7

なお,講義で用いるスライド原稿は,以下のウェブサイトmanabaに掲載する予定です。
成績評価の方法
/Grading
2回の試験(各35点)と6回のクイズ(各5点; 計30点)の合計点(100点)で評価します。
成績評価の基準
/Grading Criteria
成績は,上記の方法に基づき,秀(90点〜100点),優(80点〜89点),良(70点〜70点),可(60点〜69点)又は不可(60点未満)により評価し,可以上を合格とします。
履修上の注意事項
/Remarks
(1)「経済学入門I」及び「同 II」を履修済みであること。
(2)「ミクロ経済学」を併せて履修することが望ましい。
(3)履修者数の上限を凡そ教室の収容人数とします。これを上回る履修希望者が現れた場合には,履修制限を行うことがあります。履修制限は平成13年度以降入学者に限って適用され,この科目では経済学科所属学生を優先します。
リンク先ホームページアドレス
/URL of syllabus or other information
website: https://www.otaru-uc.ac.jp/~yamamoto/
manaba: https://otaru-uc.manaba.jp/ct/login
遠隔授業
/Online class
遠隔授業/Online class

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