社会貢献・産学連携

第6回 一日教授会議事要旨(H19.10.26開催)

平成19年10月26日,小樽グランドホテルにおいて,市民の方々との意見交換会「一日教授会」が開催されました。第6回を迎える今回は「商大生の主張~小樽をもっと盛り上げよう!~」をテーマに,地域活性化について議論を行いました。学長から本学の地域貢献の取り組み等について報告があった後,本学学生から地域に根ざした活動の報告があり,その後小樽の活性化についてフロア全体で意見交換を行いました。会場には一般市民,学生・教職員合わせて約150名の参加があり,活発な議論が展開されました。

第1部では小樽の地域活性化に関わる3組の学生が,発表を行いました。

(商大の取組みについて説明する学長)

 

 商学科2年の佐藤亜美さんからは,「小樽のお餅屋さんご案内地図」についての作成の経緯・取材内容等の報告がありました。


Memo
大好きな小樽のお餅屋さんを調べることで,同時に小樽の歴史を側面から捉えることができました。
小樽には「屋根のない博物館」と言われるとおり,石造りの建物がたくさんある美しい町並みであることを再認識しました。
小樽のお餅屋さんは後継者不足や人口減少による需要減のため,その数を減らしており,その状況に対して自分にできることを考え,地図を作って知名度を上げようと思いました。
今後は,小樽の最盛期にあった100件のお餅屋さんについて調査し,将来は小樽の魅力を伝えられる人間になりたいと思います。
 
(小樽のお餅屋さんについて発表する佐藤亜美さん)


田中幹大教員ゼミ学生代表 松浦良司さん外4名からは,小樽の宿泊業についての調査内容の報告がありました。


Memo
小樽市の宿泊客は観光客全体の1割程度で,札幌市との距離が近すぎるためのマイナス現象と考えられます。
小樽市内のホテル・旅館のヒアリング調査を行ったところ,宿泊者数はほぼ横ばい,インターネットによる予約が増えてきた,宿泊者が夜に出かける場所がない,等の回答が得られました。
小樽市の観光の現状と宿泊業者のヒアリング調査の結果を受け,イベントを企画し集客力をアップさせたり,小樽の宿泊業者独自の情報サイトを作成したいと思います。
 
(小樽の宿泊業について発表する田中ゼミ)


大学院アントレプレナーシップ専攻(ビジネススクール)の北川泰治郎さんからは,小樽ルネッサンス研究会による「小樽の芸術・文化振興」活動の報告がありました。


Memo
小樽芸術文化ルネッサンス研究会の活動を通じて,小樽を芸術都市として再生させたいと思います。
今回は美術館の企画展支援のため,ターゲット顧客を3つの階層に分けてプロモーション戦略を展開しました。結果,設定した目標には届かなかったものの過去最大の観覧者数と図録販売数を記録することができました。
今後,小樽市の文学館や博物館と連携し,小中学生を対象とした一日学芸員の企画を実施したいと考えています。
小樽の資産といえる歴史から生まれた文化,芸術にもう一度光を当て,魅力ある都市にしていきたいと思います。
 
(小樽の芸術・文化振興について発表する北川泰治郎さん)



続く第2部では,3組の学生発表についての質疑応答を行いました。
 

(質疑応答の様子)


3組の学生発表についての質問,提言,意見
【市民】
今回の調査にあたって,月刊の情報誌等は研究したか。
【学生】
情報誌の掲載が,集客力の向上に繋がるかについては,調査はしていませんでしたので,今後,そのような観点から調査してみたいと思います。

【市民】
餅屋の報告について,餅の原料である米の内地米と地場米の使われ方とその比率,地理的な調査をしてはどうか。経営分析の視点から,餅屋の小樽市内の菓子業界での位置付けについて,動態分析をしてはどうか。
宿泊業についての調査報告には,経営分析の視点が抜けているのではないか。小樽の特長は,スキー,魚,森林である。それらと関連させた体験型イベントを提案してはどうか。夜のアクティビティについては,夜のスポットである花園町に巡回観光バスを走らせる等タイアップしたサービスを考えてみてはどうか。
芸術・文化振興の報告についても,経営分析の視点が欲しいところである。美術展を成功させるためには,潮祭り等の他のイベントにぶつけて相乗効果を出すという手もある。来年は洞爺湖サミットが開催されるので,それに併せて環境問題の学会を誘致してはどうか。北大の学生が手がけたよさこい祭りを参考にしてはどうか。 
【学生】
地理的な研究は調査不足であったと思います。経営分析については不十分でしたが,今回は歴史的な興味で調査を行いました。統計的な資料としては,餅屋の会員名簿しか存在しないため,今後地道にヒアリング調査を行いたい。伝統の中に新しいものを取り入れようとする動きの中で,コーヒー大福などが考案されているが,経営者の年齢の問題もあり,きつい状況にあり,若い後継者がいれば伝統の中に新しいものが生まれるかもしれません。
経営分析は必要だと思います。今回調査したホテル等の業態等についても調べてみたいと思います。
今回の発表では,限られた時間の中で,未来への提言ということを中心に取り組みました。イベントの相乗効果については注目しており,研究会の中ではサミット等の相乗効果について話し合っているところです。 よさこい祭りについては,参考にすべき点やいいものについては,取り込んでいきたいと思います。


 

続いて,学生が実際に町中に入って調査した事例として室蘭工業大学との合同授業の地域再生システム論について,紹介されました。
その後,商大の地域貢献に対しての意見交換が行われました。
 

商大の地域貢献についての意見交換
【市民】
雪あかりの路の開催時期は商大の試験期間と重なっているため,学生のボランティア参加が少ない状況にある。試験の期間をずらすことをできないか。
【大学】
授業期間は法令で決まっているため,必要な期間は確保しなければならず,そのためテストの日程は自動的に決まってしまいます。通常は3年次で必要な単位は取れるので,4年次生が参加できる可能性はあると思います。

【市民】
小樽市の人口流出を防ぐためには,企業の誘致が必要と思われる。商大には学問的に検討してもらいたい。小樽の行政,経済に対して批判的な分析をしてもらいたい。ITによる授業の公開についても,検討してもらいたい。
【大学】
ビジネススクールの授業でe-ラーニングを使用しており,ゆくゆくは学部教育にも広げて行きたいと思っています。

【市民】
パソコンサークルでゆめぽーとを使用しているが,スクリーンがないので設置して欲しい。
【大学】
大学側で設置を検討します。

【市民】
小樽は港湾のまちであり,港湾のテコ入れについて検討してもらいたい。港湾が24時間フル稼働すれば,経済が活性化することになると思う。
【大学】
事業政策等の要望は,本学では対応しかねます。港湾の活性化についての学問的な研究は可能ではないかと思います。

【市民】
商大の学生が経営している飲食店のポスターを,関係学生が学内やゆめぽーとに掲示したい旨,大学側に依頼したところ,断られたと聞いている。学生が行っていることであっても実利を生むものについては,大学は認めないとのことであったが学生の活動で実業が伴うものについては,大学側はバックアップしないのか。
【大学】
この件については,大学として検討させていただきたいと思います。

【市民】
小樽に住んでいる高校生を優先して入学させる地元枠のような制度を作れないか。
【大学】
地元の小樽から学生が入学してもらいたいとは思いますが,国立大学の運営が国民の税金である運営費交付金によって賄われている以上,難しいと思います。市内の高校に出来るだけ出向いて説明会を開催することにしたいと思っています。なお,高校別入学者で見ると小樽市の高校は2位の入学者数となっています。



 

【学長から】
今回の一日教授会で出された要望等については,実現できることは実現していきたいと思っています。
商大が小規模だからできること,小樽という街だからできることがあると思いますので,これからも本学は,教育研究はもとより,地域貢献にも力を入れて,地元に愛される大学を目指していきたいと思います。



 

以下にアンケートの結果を掲載いたします。
 

平成19年度 小樽商科大学「一日教授会」アンケート集計結果

(アンケート配布枚数120枚,回収枚数64枚,回収率 53.3%)

1.性別

45 18 不明

2.年齢

10代 20代  30代 40代  50代   18
60代以上 23  

3.職業

会社員 自営業 公務員 11 教員 主婦
学生 10 その他 17  

4.参加回数

始めて 32 2回目 17 3回目 11 4回目 5回目 6回目

5.実施時期等

実施時期 適当である 62 変えてほしい  
曜日 適当である 56 変えてほしい 土・日曜
月末以外
水曜日
時間 適当である 57 変えてほしい 13時頃
18時頃
会場 適当である 60 変えてほしい  

6.一日教授会をどのようにして知りましたか?(複数回答可)

ポスター 19 チラシ 14 新聞 19 商大HP 商工会議所
会報誌
広報おたる 小樽ジャーナル
HP
中小企業家同友会
メーリングリスト
知人から 12 その他 17

7.参加された動機をお聞かせください。(複数回答可)

商大に意見(質問)があるから 商大の取組に興味があるから 38
仕事上必要だから 地域振興について考えてみたかったから 36
商大生の話に興味があったから 22 その他

8.一日教授会の内容はいかがでしたか?

大変良かった 14 良かった 29 普通 あまり良くなかった 悪かった

9.資料はどうでしたか?

十分である 58
不十分である

10.一日教授会に対してご意見,ご感想等がありましたらご記入願います。

 (今回の一日教授会について)

ゼミの研究と誤解したような会場からの質問があったので,発表(主張)の前提が必要ではなかったかと思う。
ただ,発表した研究内容に広がりや関連性というかテーマをつなげた発表がほしかった。
商大として,小樽の町の超高齢社会(4人に1人が65歳)をどう見ているのか。 例えばアメリカの40の大学に葬送学部があるが日本にはない。商大が日本全国に発信できるテーマとしては非常に面白い。 1つの例として,小樽で1人の人が亡くなると葬儀代が150万から200万,お墓代が200万から300万円が必要(平均)。 葬送学を勉強すると,葬儀+墓,30万円もあれば十分ということがわかる。これで日本社会が大きく変わると思う。
秋山学長の話はおもしろかった おもち屋さんの内容は商大生にしてはレベルが・・・ しかし望月さんの返答については完璧でした。商大生が小樽に関することに関心を持っていただく事はとてもうれしく小樽のために感謝します。感じた事を町中で公表してください。
小樽の歴史とともに歩む姿勢に敬意を表している。小樽が今もっている地域経済の振興について,餅やレポートと同じように取り組んでもらいたい。
小樽の観光が注目されているが,小樽出身の在札井上俊弥氏が今年中国の大学(4万人)で北海道観光の講義をしたところ大きな反響があった由(ウイング11月号)。海外からの受入れにあたってこうした動向に注目すべきではないか。
小樽短期大学が明春で閉校するというがまこと残念なんとか観光学科を設けて存続させ観光の人材育成の役に立てるべきでないか。学生募集への工夫をすれば道がひらかれるはず,開学のときの大きな苦労を思うと商大としての支援が必要でないか。短大生が潮まつりのねりこみに参加した心意気を市民がうけ止めるべき!
大学があることがその都市の大きな活力となることを忘れるべきでない。今の行政には「金」がないためアイデア不足自信不足になっている。しかし金がなくてもアイデアがあればまだまだ効果をあげる行政が可能であると思う。是非商大から活性化へのアイデアを出してもらいたい。
薬科大学との連携には敬服した。全般的な挑戦に感謝しています。
学生さんの活動報告は大変ユニーク及び興味を持てました。(おもち,宿泊など)
会場の温度が高すぎでは?暑い。
商大生に対する小樽市民の見方感情等の意見が聞きたかった。
学生活動報告は地域に有益なことなので,これらをもっと広く市民に知らせ,役立ててもらうべきだ。
大学関係者は名札をつけるべき。事務局総務課○○又参列している教授,准教授も名札をつけた方が良いのではないか。
望月先生の意見に同感
今回の「学生からの活動」について三組共非常にわかりやすく,まとめていて良いと思います。今後共小樽の街づくりについて色々な角度で意見を延べていただきたいと思います。
会場で一連の発言しました。
10 望月さんの意見大変良かったです。 生徒の発表会への講評のようで,本当はこの場での生徒の発表の前に,このあたりも生徒に指導していただいた後に壇上に上がってほしかったですよ。この場は校内における発表会ではないのですから。
入学生に小樽枠は作らなくて結構です。勉強しない子が悪いのですから。大学はレベルを下げずがんばってください。      高校生を持つ母より
11 商大生の発表を聴くことができてよかった。また,意見の交換会は次回から時間を増加してほしい。
12 求めている質問と出てくる質問の不一致がなんともいえませんでした。事前質問カードなどを考えても良いのではないでしょうか。(会場の集合時間を早めて,数分間で書くなど)
13 商大が市民の要望に対して何でも出来るわけではないと思います。また,学生の活動にも限度があると思います。
14 バカロレアは1年,2年次の活動であったので,それなりに限界があったと思う。同テーマで本格的な研究(歴史経済学?とか経営学?)をひきつづき彼らができるのかは不明だが,定量的なことは資料の入手(歴史的なものや大学の学生に公開できるものの限度があるはず)が困難かもしれないだろう。
学問という文化(小樽は歴史的には金勘定中心で文化度は現在もあまり高くないようだが)活動の場であることをもっと正しくアピールしていかなければならないと思った。
一般市民の要望はきいていて恥ずかしくなった。
中高生向けに,何か経済学とか経営学とか,そういうものの面白さを伝える活動もあっていいと思う。
15 学生からの活動報告が大変すばらしかったです。
佐藤さん:プレゼンの練習成果が非常に良く出ていた。自分の意見や目的が明確で,小樽に対する愛情を感じました。
松浦さん外:プレゼンの練習不足,パワーポイント画面に工夫を(文字のら列ではなく視覚による効果を。時間をかけて調査されているのに最終的に何をしたいか,提案等が不足しており勿体ない。
北川さん:自分の言葉で説明,画面の使い方が上手。具体的なものまで踏み込んで考えようとしている。お仕事を持たれている中で素晴らしい取組と思います。
産学官の連携について良く考えるきっかけとなりました。インフラ整備を行う行政機関に働いており,地域に何が出来るか日々悩みながら仕事をしていますが,今日の一日教授会を参考に視野を広く取り組もうと思います。地域振興方策のために頑張りましょう。
16 小樽のお餅屋さんのテーマも良く,このような店をなんとか残したいと思い,友達にもマップ等を渡し,今日聞いた話をして売上に協力したいと思います。
17 今回初めて出席ですが,学生の発表はもう少し練習してからにしてほしい。ハンドマイクがとても耳にさわる。お餅屋さんは良かった。
折角のボールペン,インクも出ないし,一考,願います。高い費用をかけて勿体ないと思う。
学生時代,このような活動していても,小樽に卒業後の居住しているのか?義務教育の中の夏休み,冬休みの自由研究にしか思われない。佐藤さんはしっかりしている。研究したものを,どのように小樽のために活かしていくのか,就職して小樽を離れてしまう人が多いと思うが何故か?
18 商大の主張ばかりで,参加者の声が届かない。学生プレゼンを見ても,教授は何を教えているのか,疑問に感じます。
19 前回より充実した内容(学生の発表)がよかった。アンプレにレベル(修士の)向上を!
望月先生の提案も良い(サミットがらみ)。 アンプレさんへ商大出身の整・多喜二にスポットを照らしたら商大らしいものができるようではと私は思いました。
元教授の望月氏はスラブ研でもお仕事された方でしようか。良き学生へのアドバイスで司会の方もゼミみたいとほめてましたね。少子化を迎えて国立私立大も競っていろいろ考えて大変喜ばしいことで,良質な学生を社会を送り出すご努力大変けっこうです。研究者の人材も全世界より受け入れて下さい。集中講座など短期で,世間をあっとさせる,ノーベル賞レベルの方をお招きするなどはいかがでしょうか。そして市民にPRする公開する講座もあれば良いですね。
学生を全寮制にしたらどうか。1・2年生はびっしり小樽に住んで大学も支援して(4年間とはいわないが)は?
CBCを利用してますが,貸出ですが,学生教員以外の一民は,禁帯出とされた方が良い。なぜならば利用してみてびっくり,二度と入手できない図書の貸量にただおどろいているためです。万一紛失等考えると貸出は希望しなくなりました。小樽図書館に行ってびっくり,本の返却の悪さ,本のやぶき(ページ欠)らく書き,商大図書を次の世代へ引きつぎましょう。読みずらい文字ですみません。不明なことは,国際交流チームで私のメールアドレス知ってますのでそちらからメール下さい。TEL下さってもOK
20 今後も出席致したいと存じます。
(1)本日発表の小樽のお餅屋さんですが,若し出来れば商店街内の空店舗等で期間限定販売等を出来れば最高ですね。但し店舗側へのご負担は出来るだけ掛けず学生が店員となり品数限定,残り品は「破棄」ですが,店舗を出す場合にはPR活動で完売出来る様にされなければ参加店は望めませんか?
(2)「小樽の観光と宿泊業の調査」では,ホテル,旅館の地域別に2軒づつでは,地域内全般の数値は判りづらいのでは?できれば一地域の全館に調査をすると面白いのでは?今回発表ホテル旅館はだいたい解りますが目立つ所に片寄っているのでは? しかし,よく調べられましたが,今後もっとつっこんだ調査もされる事を望んでおります。
21 ※市民目線の商大を歓迎
※北の台所(小樽商人)の心意気を分析して欲しい。
※初代学長の著「榎本武揚」や宮沢賢治の「花巻農学校修学旅行復命書」の再考を。
過って小樽観光のメインとなった町工場,企業(吉乃屋,白勢陶苑,蛇ノ目寿司,村林下駄店,鳳星被服外南樽繊維街,撰豆女大学と云われたホクレン,三井物産の誕生など)を検証してはどうでしょうか。
22 皆さんの調査,研究に熱意に感心した。
回答の主旨がずれているかもしれないが「教授会」という名称に抵抗を感じる。学識経験者を対象の会のイメージを受ける。市民にとっては気軽に足を運ばれない敷居が高すぎる会と感じるのは私だけだろうか?
23 小樽の資産がこれからの小樽の発展に大切なこと,小樽の歴史をこれからも大切に,市民に伝えていくために大学の活躍を期待しています。
今日の一日教授会の大学生の話はとても頼もしく思いました。
24 同じ人が何度も質問するのを許すと,他の人が質問しようとする意気を失う他,聞く気もなくなるので,気をつけてほしい。
25 小樽の活性化に向けて大変よい企画と思っております。
26 良いと思います。今後とも継続して下さい。
27 意見交換や学生の発表等はとても活発で参加に意義がありました。地域を改めて知ることができました。今後毎回参加させていただきたいと思います。ありがとうございます。
28 お餅屋の佐藤さんの発表が素晴らしかった。地図の完成度,プレゼン,質疑での受け応え,20才の学生とは思えない堂々としたものでした。学部にこのような学生がいるこ心強く,残りの学生生活において,さらなる成長することを祈念します。お米の歴史研究の成果も商大のweb等で公開していただければ幸いです。
29 何ヶ月かかけて取材をし人前での発表にいたった様ですね。おつかれさまでした。餅屋さん楽しくききました。
小樽への宿泊については,ただ々,ホテルの方がいったことを そのまま書き写しの様に感じ共感出来るものがありませんでした。
年のせいでしょうか?人前に出る時,良いものを着用せよ。高いものを身につけろとは言いません。がもう少し気を付かった洋服の選び着用の仕方があるのではないでしょうか?自分自身にも同じ世代の子供がいるものですから,少しきびしい目でみたのかもしれませんが?学校代表しての発表になるのでしょうけど,発表の内容は学校の方ではチェックし足りないような内容であれば補うように教えはしないのでしょうか?
小樽枠は必要ない。入ってから頑張れば良いというが,入るとき悪いものはどこまでも悪い。
30 イベント(潮祭り・雪あかり等)の時期にどれほど集客に影響があるのか。季節ごとの時系列データーを示してくれないと話ができないのだが,まず,イベントの影響が非常に大きいとは言えないにもかかわらず,なぜ安易にイベントを多くしようなどの意見がでるのか。そうでなくイベントの質を高める必要があるのではないかと。発表する学生が勉強不足だと感じました。もっと必要なデーターを示してくれれば,そして現状分析ではなく,今後の活動に対して提案をしなければ現状分析の意味がないと思います。
また,市民からの質問ですが,本来商大に言ってもしょうがない(無理難題)ことばかりで,事前に意見をうかがった方が良いのではと感じました。
31 本州からの学生が増えても,小樽の活性化には今のままでは結びつかないのではないかと思いました。なぜなら小樽に居住していても,小樽にはバイト先がなく,札幌に出ていき,そこで消費する学生が多いのが目立つからです。雪あかりの路に商大の学生ボランテェアが少ないのは商大生は小樽に全く愛着がない象徴だろうと思います。通学するようになって小樽のさびれ具合に嫌気がさしたという話をよく聞きます。逆に商大生以外の学生が小樽に住みたいという声が多いと在学時代感じていました。
この教授会で本当に小樽の振興を考えている人は,どのくらいいるのだろうという疑問が残る教授会でした(私利が目立って)。
地域振興論のような講義を小樽市民を対象に開く機会を増やしてほしいと思いました。
32 佐藤亜美さんの報告,地味だが動機,方向が非常に確か。地に足のついた本質的に独創的なプロジェクトに発展していく可能性があると感じました。
33 このような機会を与えてくださりまして ありがとうございまいた。商大シャープペンシルありがとうございます。
34 直接ご案内いただいたので,昨年からシブシブ(?)出席しましたが,特に今年はおもしろく拝聴いたしました。ありがとうございました。やみつきになりそうです。たいへん活発な議論で,いろいろ参考になりました。(昨年はあまり意見が出なかったようでした。)
35 小樽市民が商大生に求めることを,もっと聞いてみたいと思いました。
36 学生のみなさんの報告は,どれも興味深く,大変面白かったと思います。報告から感じたことは,小樽の強みである「歴史」に焦点を当てることが,より求められるのではないかということでした。
新しいものは一瞬で作ることができますが,歴史は時間と文化を積み重ねることで初めて生まれるものであり,一朝一夕に生み出せるものではありません。これを軸に,今後の小樽の活性化につなげていくことが最も大切であると思いました。
37 前回同様の熱い論戦を聞いていて非常に面白かったです。

10.一日教授会に対してご意見,ご感想等がありましたらご記入願います。

(ゆめぽーと,地域貢献について)

一度拝見したが,まだ一般市民に知られていないように感じられた。
ゆめぽーとの利用方法など知れて,参考になった。
「ゆめぽーと」のネーミングについて単独で使った場合,何なのかわらりづらい。キャッチコピーをつけて,例えば商大駅前サロン=ゆめぽーと=など商大施設であることを明示させた方が良いと思う。
実践面から学問的に教えるべき。まず家計,地方財政,国家財政,国税,関税,貿易実務などから専門的学問体系化を身につけるように教育プログラムを組んだらどうか。こうした実践的教科書がほしい。
今後利用させていただきたいと思います。 まずは,足を運んでみたいです。
ゆめぽーとで飲み会(コンパ)をできるスペースとして貸し出してください。札幌の学生は飲む場所がなくて,すぐに札幌に帰ります。店で飲むより,持ちよって飲む方が安いもので・・・・
ゆめぽーとで成績の閲覧,掲事板室の掲示と同じものの掲示があると,学生が来るようになるのではないかと思います。特に成績の閲覧は学校が休業中に行われるので近くで行えたら便利です。
地域再建システム論は,地域(地元)にとっても非常に意義のある組織であると思ってます。今後も是非継続していただきたいと思います。
誰でも自由に活用とのお話ではあったが,主旨内容の紹介・PRが必要ではないだろうか?
10 商大グッズの販売をしてほしい
11 ゆめぽーとを利用させていただきました。出来ればパソコンからの資料を印刷できるプリンターがあると非常にうれしいのですが・・・
12 小樽に固執する必要はないと思います。あくまでも小樽から「北海道全体」への貢献を目指してほしいものです。「小樽枠」なんてとんでもない!!もっと道外から学生確保に尽力してほしい。
13 商大生が雪あかりに参加できると,たくさんのスバラシイことが生まれるでしょうね。
14 是非,北大などの総合大学との連携を御検討願います。
15 毎年6月に札幌で開催されるYOSAKOIソーラン祭りに商大から参加することによって,北海道だけでなく全国に商大の存在をPRし,商大を盛り上げると同時に,私たちの活動を通して商大生が小樽にもっと目を向けるようになると願い,商大生と小樽市民との架け橋となれるような団体を目指す。
16 「ゆめぽーと」に関しては,普段どのように活用されているのか全くわからず,利用しにくいと感じています。どのような目的で,いつ,どうやって利用することができるのか,広く宣伝してほしいと思います。ゆめぽーとに限らず,大学の名を冠したものは全て,一部の興味がある人だけでなく,学生,小樽市民の方々が広く認識し,十分に活用することができるようにするべきではないでしょうか。
    

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